【年齢別】子供の定額制お小遣い金額の平均・相場
続いて、小学生から大学生までのお小遣いの相場をご紹介します。一般的な家庭では、お小遣いをいくらあげているのでしょうか? お小遣いの金額を決める指標にしてください。
小学生の子供のお小遣い金額
小学生のお小遣いの相場は、1~3年生で500~1,000円、4~6年生で1,000~1,500円程度のようです。下記の表は、株式会社バンダイが行ったお小遣いに関するアンケート(2016年)をもとに作成しています。
学年 | 平均額 |
小学1~3年生 | 1,128円 |
小学4~6年生 | 1,633円 |
小学生全体 | 1,473円 |
(「小中学生のおこづかいに関する意識調査」結果|株式会社バンダイ,P5より筆者作成)
小学生のお小遣いについての詳しい情報は、こちらの記事で解説しています。
中学生の子供のお小遣い金額
中学生になるとスマートフォンを持ち始めたり、部活動が始まったりして、移動費や飲食費が出ていきます。「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」では、中学生のひと月のお小遣いの平均金額は2,536円となっています。
また、株式会社ドゥ・ハウスの「子どものお小遣いに関する調査結果」によると、1,000~2,000円のお小遣いをもらっている中学生が約1/3を占めており、その次に2,000~3,000円のお小遣いをもらっている人が多いようです。
中学生のお小遣いについての詳しい情報は、こちらの記事で解説しています。
高校生の子供のお小遣い金額
高校生になると、アルバイトをする子供も出てきます。また、交友関係や行動範囲も中学生のころより広がってきます。「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」では、高校生のひと月の平均金額は6,288円となっています。また、「高校生ライフスタイルランキング」によると、4,000~5,000円のお小遣いをもらっている高校生が約1/4、2,000~6,000円の範囲でお小遣いをもらっている高校生が半数を占めています。
高学生のお小遣いについての詳しい情報は、こちらの記事で解説しています。
大学生の子供のお小遣い金額
全国大学生活協同組合連合会の「第54回学生生活実態調査の概要報告」によると、2018年の大学生のお小遣いは12,780円ということです。大学生のお小遣いは減少傾向にあり、アルバイトをする大学生の割合は増加傾向にあります。
大学生のお小遣いについての詳しい情報は、こちらの記事で解説しています。
子供にお小遣いの管理方法を教えるには?
最後は、子供にお小遣いの管理方法を教える具体的な方法をご紹介します。お子さんの年齢や特徴に合わせて、お小遣い帳やお小遣いアプリを活用することをおすすめします。
お小遣い帳で管理する
スマートフォンやタブレットを持たせていないようであれば、お小遣い帳で管理するのがいいでしょう。お小遣い帳は表を作る練習にもなりますし、算数の計算の学習にもなります。最初は親が隣について使い方を一緒に考えることで、1人で管理できるようになります。誰が見ても分かるように工夫することで、客観的な考え方も身につきます。
小学生までのお小遣い帳の書き方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
お小遣いアプリで管理する
子供が使えるスマートフォンやタブレットがあるなら、お小遣いアプリを活用するといいでしょう。アプリは、お小遣い帳よりも簡単に管理ができます。また、グラフにする機能があるなど、ビジュアル的にも理解しやすくなっています。
子供でも使いやすいお小遣い管理アプリは、こちらの記事で詳しく解説しています。