子供へのお小遣いのあげ方!平均金額からお金の管理方法まで完全解説

子供にお小遣いをせがまれて、あげようかどうしようか悩んだことはありませんか? 小学校、中学校、高校と年齢が上がるにつれて交友関係も行動範囲も広がっていきますので、自分でお金を使う機会も増えてくるのは当然です。今回の記事では、親が知っておきたいお小遣いのあげ方と管理方法、お小遣いの平均金額をご紹介します。ぜひ、お子さんにお小遣いをあげるときの参考にしてください。

子供のお小遣いについて知っておくべきこと

子供にお小遣いをあげるにしてもあげないにしても、お小遣いをあげる(あげない)意図を明確に持っておく必要があります。

子供にお小遣いをあげてはいけない?

『全米No.1バンカーが教える 世界最新メソッドでお金に強い子どもに育てる方法』(アスコム)の著者である酒井レオさんは、「お小遣いは絶対にあげない」と主張しています。これは、お金は労働の対価として支払われるもので、なんの労働もなしに毎月決まった金額をもらえるのはおかしいという考えに基づいています。

お小遣いをあげることでお金の管理の仕方を学べるという見方もありますが、お金の本質を知らないまま管理をしても、お金を生み出す人間にはなれないということのようです。お小遣いをあげるのであれば、それに見合った労働をさせることをおすすめしています。

【種類別】お小遣い制のメリット

では次に、お小遣いをあげるメリットについて考えていきましょう。お小遣いのあげ方は、「報酬制」「都度制」「定額制」の3つに分類されます。

お小遣い制のメリットについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

子供に金銭感覚を教えるべき?小学生からできる正しい金銭感覚の身につけ方

報酬制お小遣い

報酬制のメリットは、お金は労働の対価としてもらえるものと実感できる点です。例えば、お風呂掃除1回30円と決まっていれば、お風呂掃除をしてお金を稼ぐしかありません。また、金額が決まっているため、どうしたら効率的に掃除ができるのか? どうしたら早く終わるのか? と頭を使うようになります。これは、大人が仕事をしているときに考えていることと同じです。

自ら家の中の仕事を見つけて、新たな仕事を生み出す可能性もあります。例えば、疲れて帰ってきた両親のマッサージをしたり、植物の水やりをしたりという具合です。将来、自分でビジネスチャンスを見つけて、お金を生み出す芽を育てることができます。

都度制お小遣い

都度制のメリットは、それが本当に自分に必要なものなのかを考えさせることができる点です。この都度制で注意すべきは、子供の言いなりになってお小遣いをあげてしまわないようにすることです。子供が「○○が欲しい」と言ってきたら、どうして欲しいのかを聞くようにしましょう。そうすることで、子供はどうして欲しいのか? 何に使うのか? 果たして本当に使うのか? と考えるようになります。

物に溢れている時代だからこそ、必要な物を取捨選択しなければ物欲はどんどん大きくなっていくばかりです。効果的な方法としては、「1ヶ月後も欲しければ考えよう」と子供に伝えることです。大半は、1ヶ月後は欲しくなくなっていることが多いです。それでも欲しい場合は、その理由をきちんと聞いてあげましょう!

定額制お小遣い

定額制のメリットは、お金を管理する能力や計画する能力が養われる点です。一定期間に一定額の金額を渡すことで、その金額内でやりくりすることができるようになります。大人になってからも収入は決まっています。収入以上にお金を使うことはできませんし、使ってしまうと借金を背負うことになります。

居住費、税金、日用品費、食費など、生活に必要なお金をやりくりする力を定額制で学ぶことができます。

子供のお小遣い制はいつから?

では、お小遣い制はいつから始めるのが適切なのでしょうか? 金融広報中央委員会の調査によると、小学生では低学年から中学年、高学年と年齢が上がるのにしたがって、「ときどき」から「月に1回」へとシフトしていくのが分かります。

ときどき 月に1回 週に1回
小学校低学年 57.3% 13.4% 9.3%
小学校中学年 47.8% 32.1% 7.0%
小学校高学年 38.3% 45.0% 5.9%

「子どものくらしとお金に関する調査」(第3回)2015年度調査|金融広報中央委員会,P4より筆者作成)

子供にお小遣いをあげるタイミングや最初に決めるルールなどは、こちらの記事で詳しく解説しています。

お小遣いはいつからあげる?金銭感覚を養うお小遣いのあげ方とは?