お年玉を渡すときのよくある疑問点
正月は1年間無事に過ごせた感謝と、新しい年を健康に楽しく過ごせることを願う縁起の良い行事です。日本では昔、正月が来ると1つ歳をとるという風習もあったため、縁起を非常に大切にします。
冠婚葬祭と同様、お年玉にもマナーがあります。最低限のマナーさえ守れば失礼には当たらないので注意しましょう。
お年玉は何歳から何歳まで渡せば良いの?
お年玉はいつからあげるべき?
お年玉を渡し始める年齢は、家庭によってさまざまですが、「AllAboutマネーの読者アンケート」によると、年齢によって渡すものを工夫することで対応している家庭もあるようです。
年齢 | 渡すもの |
---|---|
0~2歳 | 渡さない・おもちゃ・お菓子 |
3~5歳 | おもちゃ・お菓子・硬貨 |
6歳〜 | 紙幣・硬貨 |
お年玉はいつまであげるべき?
子供が大きくなってくると、「そろそろお年玉をあげなくても良いかな?」と思うこともあるでしょう。同じく「AllAboutマネーの読者アンケート」によると、子供にお年玉をあげるのを止める年齢としては「18歳(大学入学)」「20歳(成人)」「22歳(就職)」など、子供が実家を離れるのをきっかけに止める家庭が多いようです。
年齢 | 割合 |
---|---|
18歳(大学入学) | 28% |
20歳(成人) | 15% |
22歳(就職) | 57% |
お年玉を何歳から何歳まであげればいいかについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
お年玉を渡すときのマナーは?【お札の折り方・入れ方】
お年玉は歴史ある行事なので、お札の折り方や袋への入れ方などにもマナーがあります。子供に悪い例を見せてしまうと、渡した子供が間違った理解をしてしまったり、渡した子供の家庭から「あの人はマナーを知らない」と思われてしまったりするかもしれません。
このように聞くと、お年玉を渡すのが億劫になってしまうかもしれませんが、お年玉のマナーはそこまで複雑なものではありません。下記の記事にてお年玉を渡すときのマナーや、お札の折り方・入れ方についてまとめてあるので、不安な人はぜひ参考にしてみてください。
お年玉のポチ袋に工夫は必要?
お年玉のポチ袋を工夫するかどうかは、実際はそこまで気にしなくても大丈夫です。市販のシンプルポチ袋に入れて渡してもいいですし、子供が好きなキャラクターもののポチ袋に入れて渡すのも良いでしょう。
また、子供を喜ばせたい場合には手作りのポチ袋に入れて渡すのも効果的です。手の混んだポチ袋に入れて渡せば、子供の心をつかめるかもしれません。
手作りポチ袋の作り方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
お年玉の由来について聞かれたら?
お年玉の由来について気にする子供は少ないでしょうが、万が一聞かれたときのために知っておいて損はないでしょう。
学校などで習うことも少ないと思うので、お年玉に限らず、日本に古くからある風習について機会があれば教えてあげると教養のある子供に育つでしょう。
お年玉の由来については、こちらの記事で詳しく解説しています。