お正月になると配る人も多いお年玉ですが「何歳から何歳まであげればいいのかわからない」と頭を悩ませる人もいるでしょう。当記事では、いつからいつまでお年玉をあげるのかについてや、お年玉の相場、一般的に採用されているお年玉の金額の計算式などをご紹介します。
子供の年齢別お年玉相場
お年玉とは、新年のお祝いとして贈られる金品のことです。お年玉の金額は、あげる子供の両親との関係、家族の人数、甥や姪の人数、自分の家庭環境や経済力、住んでいる地域などにより左右されるため、特に決まっていません。
そこで、さまざまなアンケート結果をもとにお年玉の相場をまとめました。
【お年玉の相場】
対象 | 年齢 | 相場 |
---|---|---|
未就学児 | 0~6歳 | 1,000~2,000円 |
小学校低学年 | 7~9歳 | 2,000~3,000円 |
小学校高学年 | 10~12歳 | 3,000~5,000円 |
中学生 | 13~15歳 | 5,000円 |
高校生 | 16~18歳 | 5,000~10,000円 |
大学生 | 19~22歳 | 10,000円~ |
(今どき、お年玉の相場っていくら?|AllAboutマネー、お年玉の相場を子どもの年齢別にまとめました|Oisixおせち二〇一九、お年玉の金額の相場・平均【年齢別】&何歳から何歳まであげるべきか?|明日のネタ帳、お年玉、誰にいくらあげるのが妥当? 相場ともらえる年齢のリミットをアンケート(2017年12月20日)|at homeVOXより筆者作成)
お年玉にルールはありませんので、おのおのの事情を踏まえたり、あげる子供の家庭と相談して金額を決めるのが良いでしょう。
子供にお年玉をあげる年齢
お年玉をあげるのは何歳から?
未就学の子供のようにお金の価値が分からない相手にお年玉を渡すべきかと悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。AllAboutマネーの読者アンケートを見てみましょう。
特に0才~2才は、「あげない」と「おもちゃ、お菓子」を合わせると、全体の約3割になります。
3才~5才も「好きなキャラクターグッズ」や「お菓子をあげた方が喜ぶ」、「紙幣よりも硬貨の方が喜ぶので500円にしている」という回答も。
(引用元:今どき、お年玉の相場っていくら?|AllAboutマネー)
つまり、お金の価値がわからない0歳のうちから、金銭をのお年玉をあげる家庭が約7割もいるということです。3~5歳については、お金の価値が分かり始めている時期ですが、紙幣よりも硬貨で貰う方がお金を貰っているという実感を持つことができるようです。
お年玉をあげるのは何歳まで?
大きくなった親戚の姪甥を見て、いつまでお年玉をあげようかと考える方もいらっしゃいます。そこで、下記参考リンクをもとにお年玉をもらうのをやめた年齢のアンケート結果をまとめてみました。
【お年玉を卒業した年齢】
子供の年齢 | AllAboutマネー | at homeVOX |
---|---|---|
15歳(中学卒業) | ー | 7.2% |
17歳 | ー | 4.1% |
18歳(高校卒業) | 28% | 32.9% |
20歳 | 15% | 23.6% |
22歳 | 57% | 10.7% |
(今どき、お年玉の相場っていくら?|AllAboutマネー、お年玉、誰にいくらあげるのが妥当? 相場ともらえる年齢のリミットをアンケート(2017年12月20日)|at homeVOXより筆者作成)
表から、18~22歳の間にお年玉をもらわなくなったことが分かります。中学卒業、高校卒業と同時にもらわなくなった子供もいることから、お年玉をもらえなくなる時期は大人として認められ始める時期ともいえるようです。