塾をサボる子供への対応3選
子供が塾をサボってしまう場合、親はどのような対応をすべきでしょうか。今回は子供への対応時に確認したい3つの項目をご紹介します。
その塾は子供に本当に合っているか
子供が塾へ行きたがらない場合は、その塾が子供に合っているかを確認する必要があるでしょう。
- 授業形態(個別・グループ・集団)
- クラスのレベル
- 担当の先生
- 宿題の量
- クラスの雰囲気
授業が分からなかったり先生やクラスが合わなかったりすることが、塾をサボる理由になっているかもしれません。
塾以外にも、通信教育や家庭教師などの選択肢もあるので、「塾へ行きなさい!」としかる前に、今いちど子供に合った勉強スタイルについて考えてみても良いかもしれません。
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小中学生の通信教育をお探しの場合は、以下の記事で比較解説しています。
勉強時間が増えたことで体調を崩していないか
子供が塾をサボる理由の1つに、塾が精神的・身体的なストレスになっている可能性があることをご紹介しました。もしも子供が塾をサボってしまう場合は、通塾が子供へ過度な負担となっていないかを確認してあげましょう。
例えば体や表情が疲れている場合は、睡眠時間が足りているのかを確認してみましょう。特に就寝の時間と、就寝前の時間の使い方を確認するといいでしょう。
中にはスマートフォンゲームやテレビゲームをしていることで、就寝時間が遅くなっている子供もいます。一方で懸命に勉強をし続けることで睡眠時間が削られ、ストレスでなかなか寝付けない子供もいるでしょう。
勉強を頑張っても、体を壊してしまっては子供へ辛い思いをさせてしまいます。子供が塾をサボってしまったら、頑張り過ぎていないかを確認して、適度な休みを親が作ってあげることも必要です。
休みたい場合は理由を話してもらう
「サボる」という言葉は印象が良くないかもしれません。しかしきちんと「休む」ことは、心身の調子を整えるために必要であることがあります。
塾へ通うのは子供本人です。もしも塾へ行きたくないと思うことがあれば、親へ相談するように子供に伝えてみましょう。
嫌だと思いながら通塾を続けていても、勉強に身が入らないかもしれません。相談してもらうことで、行きたくないと思ってしまう原因を親子で共有し、解決策を検討することができるでしょう。
塾へ通う理由を再確認し、自主的な通塾を促そう
塾へ通う子供の中には、親に言われるがまま通塾する子や、友達と一緒に通いたいという理由で通い始める子もいます。入塾したてのころはやる気があふれていても、通ううちに問題が生じてしまうこともあるでしょう。
子供の気持ちや環境は、日々変化していきます。サボるという行為をする背景には、何か理由があるのかもしれません。「サボっちゃいけません!」としかる前に、我が子の置かれた状況に理解を示してあげましょう。
参考
東大生も授業をサボる!?現役大学生の授業態度を調査してみた|t-news
子どもの学校外での学習活動に関する 実態調査報告|文部科学省
学校外教育活動に関する調査2017||ベネッセ教育総合研究所
子どもが塾をサボった!その傾向と対策、親がするべきこととは?|コドモブースター
なぜ?子どもが塾に行きたくない6つの理由を紹介:原因と対処法とは!?|EDUSEARCH