学校生活について
それでは次に、防衛医科大学校の学校生活について紹介します。医学科、自衛官コースの学生は学校内の学生舎で生活するほか、部活動や学校行事が充実しています。また、実習や研修制度で経験を積むことができ、公務員という身分になるのも、防衛医科大学校の特色の1つです。
学生は寮で生活する
入校後、学生たちは寮生活をすることになります。そのため、集団生活の体験をとおして協調性を養うことができ、校内の学生舎で規則正しい生活を送ることができます。また、「学生隊」が編成され、集団生活を円滑に行いながら自律精神を養うために、指導官による指導の下、学生長や週番学生などを中心に運営されます。
学生舎の中には、机や本棚、電気スタンドなど、日常生活に必要なものが備えられており、勉強に専念できる環境となっています。 また、毎日の食事は専門の栄養士によって栄養管理が行われているため、学校生活やクラブ活動などで疲れた日にも、栄養管理をしっかりサポートしてくれる体制が整っています。
1日のスケジュールは朝6時半の起床から24時の消灯まで決まりがあり、外出や外泊などの場合は、事前に申請書を提出する必要があります。また、体育祭や学校祭などの学校行事や、スポーツ系・文科系の部活動が充実しています。
学生の1日のスケジュール
06：30 起床
06：45 朝食
08：00 国旗掲揚・朝礼
08：20 課業行進で授業
08：30 午前の講義
11：50 昼食
12：40 午後の講義
17：00 講義終了
17：00～ 部活・夕食など
21：00 自習
24：00 消灯
（引用元：医学科学生の一日｜防衛医科大学校）
身分は「国家公務員」
学生の身分は、前述のとおり、「特別職国家公務員」となります。そのため、休日の際には申請が必要になったり、防衛省共済組合の組合員としての受給や、各種の福祉制度がを受けることができます。さらに、医学科は学生手当として月額約113,300円、看護学科は10万円以上が支払われます。
他大学では得られない体験をすることができるだけでなく、公務員としての責任感を感じることができるのも、防衛医科大学校ならではと言えるでしょう。
防衛医科大学校のキャンパス
防衛医科大学校のキャンパスは埼玉県所沢市にあります。最寄り駅は西武新宿線の航空公園で、駅から徒歩10分程度の場所に位置しています。
広大な敷地の中には、学校本部、進学課程校舎、専門課程校舎、臨床講堂、医学科学生舎、図書館、体育館、各研究棟、研究センター棟、動物実験棟、研修医官棟、病院、学生センター、各種運動場、武道館などの施設があります。
緑に囲まれた広大な敷地の中で、学生たちは最新設備が揃った充実した教育環境で学ぶことができます。
防衛医科大学校の生活についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
防衛医科大学校は防衛省や自衛隊で活躍できる医師を育てる
防衛医科大学校は、防衛省や自衛隊で活躍する医師や看護師を育てる大学校です。国家公務員としての職務を全うしながら、専門分野の貴重な経験や知識を積むことができ、集団生活での自発的な行動力も身につけることができます。子供の進学先として検討している方は、まずはオープンキャンパスや資料請求などをしてみてはいかがでしょうか。
参考
防衛医科大学校
防衛医科大学校／偏差値｜Benesse マナビジョン
防衛医科大学校の情報満載 | 学費・入試情報・願書請求ならマイナビ進学
防衛医科大学医学部は難易度、偏差値、倍率から入りやすい？｜医学部一発合格のコツ
防衛医科大学校 偏差値 入試難易度｜大学進学情報のゴートゥースクール／河合塾グループ
志望大学別対策/防衛医科大学校対策 – 【Z会公式大学受験情報サイト】Z-wiki
