高卒におすすめの資格は?就きたい仕事・目指したいキャリアから選ぶ

高卒で働くことを考えたとき、自分の強みとして何か資格を取っておいた方がいいと考える人は多いのではないでしょうか。学歴を受験要件とせず高卒で取得できる資格は、国家資格・民間資格を問わずさまざまあります。高卒からのキャリアにおすすめしたい、仕事に役立つ資格を業界別にピックアップしました。

資格の種類を知ろう

国家資格・公的資格・民間資格の違い

「国家資格と民間資格なら、どっちを取った方が有利なの?」と悩む人もいるでしょう。そもそも資格にはどんな種類があるのでしょうか。

国家資格

国家資格は国の法律で規定されている資格で、明確な基準に基づき、知識や能力が一定の水準以上であり特定の職業に従事できることを認定するものです。大きく次の2種類に分類されます。

  1. 業務独占資格

資格を持つ人だけが業務に携わることのできる資格です。医師や看護師、薬剤師など人の生命に関わる医療の資格や、建築士、土木施行管理技士など安全に関わる建築・土木技術の資格、弁護士や税理士など公正な取引を確保する資格などが、これに当たります。

  1. 名称独占資格

固有の名称を名乗ることができるのは資格を持つ人だけ、という資格です。業務独占資格の多くは名称独占資格でもありますが、業務の独占性を持たなくても、名称は資格保有者に限られるという資格もあります。例えば、介護や保育の仕事は資格を持たなくても業務に当たることができますが、「介護福祉士」「保育士」と名乗れるのは、資格を持つ人だけです。

民間資格

民間団体や企業などが、独自の基準により任意に認定する資格です。さまざまな評価レベルの資格が混在していますが、広く社会的に認められた資格もたくさんあります。インテリアコーディネーターやネイリスト技能検定試験など、その業界で活躍するなら欠かせない資格や、TOEICやTOEFLなど国際的な基準で英語能力を認定する試験も、民間資格です。

公的資格

地方自治体が条例に基づいて与える資格、日本商工会議所や公益法人などが実施する検定試験など、国家資格ではないものの、公的な性質を帯びている資格がこれに当たります。都道府県知事が認定する資格には、ふぐ調理師や食品衛生責任者、ケアマネジャーなどがあります。日商簿記検定や英検なども、公的資格です。

必要な資格は業界や仕事によって異なる

必要な資格は、業界や仕事によって違います。業務独占資格だけでなく、名称独占資格を持つことが応募条件になっているケースもありますし、民間資格でも、仕事の専門性を高めキャリアアップを目指すには有効なものがたくさんあります。

まずは、どんな仕事に就きたいのか、今後どんな業界で働いていきたいのか、考えることから始めましょう。漠然と「就職に有利になりそうだから」という観点で選んでいくと、関連性のない資格が並ぶ「資格ホルダー」になってしまうこともあるでしょう。仕事に就き、必要性を感じてから資格を取得しても、遅くはありません。

参考

資格|ウィキペディア
ちゃんと知っておきたい!国家資格と民間資格の違いは?【高校生なう】|スタディサプリ進路