保活の進め方:情報戦を勝ち抜くには - cocoiro(ココイロ) - Page 2

保活の主戦場、認可保育園に入るには:市区町村の選考ルールを確認しよう

認可保育園に入るための選考は、市区町村の選考条件を踏まえて、いかに点数、優先順位を上げられるかがポイントになります。
特に、共働きで職場復帰したい親が大半ですので、基本的には点数では差がつかず、同じ点数の中で優先順位によって決まることがよくあります。

選考のための点数は正式には「指数」と呼ばれ、「指数」は基準点数に調整点数を加算・減算した合計点数となり、この点数で選考されます。

基準指数

勤務状況や健康状態といった保護者の基本情報から保育の必要度から点数が決まります。

調整指数

家庭の状況に合わせて加点・減点されるものです。希望する保育園に兄弟が在園しているか、
祖父母など子育てを手伝ってくれる人がそばにいるかなど、細かい条件が設定されています。ベビーシッターが加点になる市区町村もあります。
パパ・ママの強い味方、ベビーシッターの育児への活用について

優先順位

同一指数の希望者がいた場合に入園できる人を決定するための順位付けの定義で、自治体によっては公表されていないこともあります。公表されている順位づけの定義としては以下のような例があります
・所得(納税額)が低い世帯を優先する
・居住歴が長い世帯を優先する

指数や優先順位は年度によって変わる可能性はありますが、前年度の情報をもとに見通しを立てておくことは可能です。自分の住んでいる市区町村で世帯の獲得できそうな点数・優先順位を調べて、入園を希望したい保育園の最低通過点数と比べておきましょう。前年度の最低通過点数は市区町村の機関紙に記載されていることがありますが、役場に聞けば教えてもらえるかと思います。