保育園に入るための活動「保活」はどうしてしないといけないのでしょうか? 法律上では「市区町村が責任を持って保育を行う必要がある」とされていますが、現状は保育施設が足りておらず、いろんな保育園を見学して、好きな園を親が選べる、ということはまず不可能に近いでしょう。特に認可保育園という狭き門に入るには、市区町村の選考条件から、いかに点数をあげられるかがポイントになります。
つまり、保活は情報戦なのです。情報戦を勝ち抜くためにも、パパ・ママに知って欲しい保活の進め方をご紹介します。
もくじ
保育園の種類を知っておこう
保育園には複数種類あり、呼び名や、自治体によって制度や受けられるサービスが異なる場合もあります。まずは主な保育園の種類を知っておきましょう。
認可保育園
国の定める基準をクリアした保育園です。対象となるのは0歳から小学校就学前の子供です。
小規模認可保育園
「子供・子育て支援新制度」によって市町村の認可事業(地域型保育事業)となった保育園です。園児19名以下の小規模施設です。
認可外保育園
国の定めた認可基準を満たせなかった、条件を満たしていても自治体などの都合で認可が下りなかった保育園です。
認証保育園
待機児童問題が深刻な東京都が、解消対策として独自に創設した制度です。認定されれば東京都からの補助金を受けられます。駅から近い立地、開所時間が長い、すべての施設で0歳児保育を実施しているなどの大都市ならではのニーズに応えています。
認定保育園
神奈川県川崎市が独自に設けた制度です。一定の条件を満たした認定保育園以外の保育所は川崎認定保育園と認められ、川崎市が運営費を助成します。