作文の苦手を克服するには?上手な作文の書き方3ステップを解説! ( 4 )

作文をスムーズに書くポイント


子供が苦手意識を抱きやすいポイントには以下のようなものがあります。

  • テーマと構成が9割
  • 語彙力・文章力も大事
  • 文字を書く物理的スピード

苦手ポイントを上手に後回しにしつつ、できるところから始めてみましょう。最初から原稿用紙に書き始めるのではなく、メモ帳などを用意しましょう。細かい断片をメモしていき、それを1つの作文にまとめます。

テーマと構成が作文の9割

実際に深掘りしてみるとエピソードのネタはあるのに、それを自分でアイデア出しできないという場合は、単純に作文を書くという作業に慣れていないだけかもしれません。ネタ出しや5W1Hから内容を膨らませていく作業を何回か繰り返していくと、自力で最初から作文を書けるようになっていくでしょう。

自分の書いた作文に否定的な評価を与えらえて苦手意識を強める子供もいます。例えば、「嬉しかったこと」というテーマを設定するとき、大人は「友達に優しくして・してもらって嬉しかった。いいことをして褒められて嬉しかった」などという感動的なエピソードを期待しているかもしれません。

そのようなときに「給食の牛乳がお代わりできて嬉しかった」という作文を書いてくる子供がいると、「もっとほかに書くことがないのか」というリアクションをとってしまうこともあるでしょう。そもそも作文に慣れていない子供の書いてきたものを否定ばかりしてしまうと、作文に対する態度を萎縮させてしまう可能性があります。ある程度子供の自由度を否定しない態度が大人にも求められます。

語彙力・文章力も大事

語彙力・文章力は読書量と文章量にほぼ比例します。子供の語彙力を高めたければ、できるだけ活字に触れさせてあげましょう。子供の文章力を高めたければ、文字を論理的に書く週間を付けさせましょう。

子供が「ムカつく」「ウザい」などしか言わないのは、それ以外に自分の気持を表現する言葉を知らないからです。子供の語彙力・文章力が足りないと感じる場合は、自分の気持ちを表す言葉探しを一緒にトライしてあげてください。

文字を書く物理的スピード

漢字が分からない、ひらがなとカタカナが交ざるなど、文字を書くことに対する苦手意識がある子供もいます。小学生の早い段階で字を書くことにつまずいてしまうと、周囲は「できて当然」と思って接するためなかなか気づきにくいものです。

本人も気にしている場合、直接尋ねてもごまかそうとすることがあるかもしれません。ひらがな・カタカナの一覧表を室内に貼ってあげたり、担任に様子を聞いてみたりしてみましょう。

まとめ

作文に苦手意識を持つ子供向けに、できるところから始めてみる作文の書き方を解説しました。文章を書くという作業には慣れが重要です。子供の思ったことを素直に自分の言葉で書くことを目指し、自由度を高めに設定してあげてください。

参考
作文の神様が教える!目からウロコの作文の書き方マジック|マナビコ-manabico
起承転結|Wikipedia
作品の構成パターンの1つ「序破急」とは?|鳥影社
作文を書く6つの手順|ゼロから学ぶ 作文の書き方|作文クラブ
語彙力の土台は読書|言葉の森
子どもに“考える癖”をつけさせよう! 自分の意見を伝える「自己主張力」の育て方(1/2)|ハピママ*
小学校国語科における作文指導のあり方 : 感情表出による意欲の高まりと「自由度」に注目して <研究論文>|原田大樹|広島大学 学術情報リポジトリ

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akahoshitomoka

piggiesagogoクロシェター・ライター。 オリジナルの編み物作品の作り方を販売しながらライターもしています。守備範囲はハンドメイドから不動産まで。三浦半島が好きです。