紅葉狩りとは?由来や歴史、満喫方法について解説 - cocoiro(ココイロ) - Page 3

紅葉狩りの満喫方法

景観の変化を楽しむ

紅葉狩りの場所選びは大切ですが、それ以外にも景観の楽しみ方のポイントはあります。例えば時間帯を変えてみること。朝日や夕日、月に照らされ、紅葉はさまざまな顔を見せてくれます。時間帯を変えることで雰囲気の異なる風景を楽しめるでしょう。

飲食とともに楽しむ

昔の紅葉の楽しみ方と同じように、お酒や魚を味わいながら紅葉狩りをしてもいいでしょう。親しい人たちと話をしながら鈴虫の鳴く声や川のせせらぎを聞いて、風情を楽しむことができるはずです。また、食欲の秋にぴったりのスイーツなどを持参するのもいいでしょう。注意したい点は、出たごみを必ず持って帰ることです。周辺にごみ箱があったとしても、量が多ければ無理に捨てずに自宅まで持って帰ることがマナーです。

体験して楽しむ

紅葉と同時に楽しめるものといえば、お城や神社、動物園、露天風呂などさまざま。観光スポットを体験しながら紅葉を愛でることも思い出になるでしょう。周りの施設も事前に調べてから紅葉狩りに出かけましょう。

全国有数の紅葉狩りスポット10選

メタセコイア並木

滋賀県高島市にあるメタセコイア並木は、マキノピックランドからマキノ高原へと続く並木道。全長は2.4kmにも及び、約500本のメタセコイアが並んでいます。見ごろは11月下旬~12月上旬。真っ赤に染まった並木道は圧巻で、「新・日本街路樹百景」にも選ばれるほど。ツーリングやサイクリング、ジョギングで走り切ると、一生の思い出にもなるでしょう。アクセスは、JRマキノ駅からマキノ高原行きタウンバスでピックランド下車、車で名神高速道路京都東ICから約90分です。

参考

メタセコイア並木|びわ湖高島観光ガイド

鳴子峡

宮城県大崎市の「鳴子峡」。大谷川の侵蝕で自然にできた狭谷です。高さ100mの断崖絶壁が延々と続いています。ウリハダカエデ、コシアブラなどが織りなす色鮮やかな紅葉を楽しめます。近くに温泉地があるため、紅葉を楽しんだ後は旅の疲れを癒やしに行くのもいいでしょう。見ごろは10月下旬~11月上旬。アクセスは、JR鳴子温泉駅から車で約10分またはJR中山平温泉駅から車で約5分。または東北自動車道古川ICから約50分です。

参考

多彩なレジャー|鳴子温泉郷観光協会公式サイト

中央アルプス 千畳敷カール

「カール」とは、約2万年前の氷河期に氷によって削られた地形を言います。千畳敷カールは、特に高山植物が数多く生息している場所です。ロープウェイでアクセスでき、周遊約40分の遊歩道が整備されています。秋には、山肌一面が金色に輝きます。見ごろは9月下旬~10月上旬。アクセスは、JR駒ヶ根駅からバスで約45分です。

参考

中央アルプス千畳敷カール|信州駒ヶ根ガイド

養老渓谷

千葉県の養老川上流に位置する「養老渓谷」。ハイキングコースは、所要時間40分から4時間までさまざま。梅ヶ瀬、粟又の滝、筒森もみじ谷、中瀬遊歩道といった見応えのあるスポットがあります。アクセスは、小湊鉄道養老渓谷駅から徒歩30分、首都圏中央連絡自動車道市原鶴舞ICから約40分です。

参考

ホーム|養老渓谷観光協会

横浜市立金沢動物園

こちらの動物園では、ゾウやサイ、オカピ、イノシシ、コアラなどさまざまな動物を見るだけでなく、紅葉も楽しめます。イロハモミジやメタセコイア、モミジバフウ、イチョウ、ケヤキなどたくさんの種類の木が植えられています。見ごろは11月上旬~12月上旬。アクセスは、京浜急行金沢文庫駅からバスで「夏山坂上」より徒歩6分、もしくは車で横浜横須賀道路金沢支線釜利谷ICからすぐです。

参考

ホーム|金沢動物園