ネグレクトの意味・定義とは?事例や子供・親の特徴についても解説

虐待の種類の一つに「ネグレクト」というものがあることをご存知ですか。ネグレクトとは十分な食事を与えない、安定した生活を与えないなど育児放棄の状態のことを指します。なかなか見つけにくいネグレクトですが今回はネグレクトの定義や事例などについて具体的にご紹介します。

 

ネグレクトの意味・定義とは

「医学辞典MSDマニュアル」によると、ネグレクトの意味は以下のように定義されています。

ネグレクトは、小児の身体面、医療面、教育面、情緒面で必要不可欠なものを与えないことです。

(引用元:小児に対するネグレクトと虐待の概要-23.小児の健康上の問題|MSDマニュアル家庭版

児童虐待と聞くと、言葉や身体的な暴力を想像しがちです。これは子供に対して過剰なまでに手出しをしてしまうことですが、ネグレクトは逆の意味。子供に対して最低限必要なライン以下の手出ししかしないために、子供の食事や健康、情緒などが十分に満たされていない状態をネグレクトとしています。

ネグレクトの種類

ネグレクトには、以下4つの種類があると言われています。

  • 身体的ネグレクト
    子供の肉体に必要な世話(食事、衣服など)を与えない
  • 情緒的ネグレクト
    子供に十分な愛情を注がない
  • 医療的ネグレクト
    子供に適切な医療を受けさせない
  • 教育的ネグレクト
    子供に満足な教育を受けさせない

ネグレクトの種類によって、子供が受ける影響は異なります。身体的ネグレクト・医療的ネグレクトは命に関わる場合もありますし、情緒的ネグレクト・教育的ネグレクトは人格形成に影響を与え、大人になったときに精神疾患を引き起こしやすくなるなどのリスクがあります。

ネグレクトされた子供と接する場合は、どのような種類のネグレクトを受けていたかを知ることによって、より子供に適切な支援ができるようになる場合もあります。

ネグレクトの種類についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

ネグレクトの種類とは?種類ごとのネグレクトの定義について解説