地域によって夏休み期間が違うのはなぜ?
地域によって、夏休みに期間に違いがある理由は、その土地の特有の気候が関係しています。特に信州や北海道といった雪が多く降る地域や冷え込みが激しい地域では、大雪で冬になると通学や通勤ができないことも、休校になる可能性も十分あり得ます。それが続くと授業が間に合わないという事態にもなるので、夏休みを早く終わらせ、授業日数を確保しています。
子供におすすめの夏休みの過ごし方
夏休みは、主要教科を中心とした学校の宿題がつきものですが、学校へ行かない分、時間的に余裕があるという子供もいることでしょう。ボーっとしていると時間の無駄にもなりかねます。
時間にメリハリをつけるためにも夏休み中に子供ができることを親はピックアップし、有意義な時間を過ごすといいでしょう。
おすすめの夏休みの過ごし方は、数多くありますが、その一例を紹介します。
家のお手伝いをする
子供が家のお手伝いは、洗濯物を干す・たたむ、靴をそろえる、お風呂を洗うなどが考えられます。夏休み前に子供ができるお手伝いを親が割り当て、実際にお手伝いをさせることにより、親から必要とされているという自己肯定感を高められるきっかけになります。加えて親子の信頼感も生まれます。
子供の学年が上がると、夏休み中に部活や塾なども入り、お手伝いをお願いするもの難しいですが、そんな時はご飯の準備や後片付けと手伝うのをおすすめします。ほかにもガーデニング水やりや、ペットのお世話もお手伝いとしておすすめできます。
苦手な分野の克服
夏休みの目標と言えば、学校の宿題を終わらせることが挙げられますが、それ以外にも自分で決めた目標を定めて、実践することをおすすめします。
学校の授業で苦手な分野がある子供は、長い夏休みの期間に振り返って克服するようおすすめします。特に漢字や計算、読み書きでつまずくと、その後の授業についていくのに大変苦労するもの。やり切れるページ数に収めた問題集を買うなどして、苦手を克服していきましょう。ほかにも体育系が苦手であれば、「逆上がりをできるよう」にするなどの目標を立てるのもいいでしょう。
苦手分野を克服することは、「やり抜く力」を育むいい機会であり、人間性を磨くきっかけになります。
さらに、上手に計を立てて実行する良い機会にもなります。
夏休みを計画的に過ごす方法を、こちらの記事で紹介しています。
読書する
普段は、学校の宿題・習い事・部活もあり、ゆっくり家で読書の時間が取れないこともよくあります。夏休みは、読書をゆっくりできる貴重の時間です。加えて、夏休みの宿題に読書が出されていることも学校も多いもの。
読書することは読解力をつけるだけでなく、教養や知識を増やし、人生を豊かにするものでもあります。そして、読書の習慣は、一生の財産となります。
夏休み前になると学校・書店・大手出版社では、新旧問わず年齢に合った夏休みにおすすめの本をピックアップしたものを提示しています。その中から読みたい本を何冊か探し、読んでみてもいいでしょう。
また、個人差もありますが、涼しい図書館で読書すると集中力が家よりも捗ることもあるので、試してみても良いかもしれません。お気に入りの本と場所を見つけて読書習慣を楽しんでみてはいかがでしょうか。
読む本に迷われている人は、こちらの記事を参考にしてください。
新しいことにチャレンジする
夏休みは、時間に余裕もあるので、新しいことにチャレンジするチャンスでもあります。これまで触れていなかったことにチャレンジすると、また違い世界が広がるものです。
例えば、絵画や書道コンクールにエントリーしたり、家族の朝食を作ったりするなど、日常生活の中で、チャレンジするものは多数あります。これまでチャレンジしなかったことをピックアップしてみましょう。
ほかにも小学生なら親の実家へ行くときに新幹線や飛行機を使って、親のサポートなしで、子供だけで帰省するのもおすすめです。国内線を使うなら事前に航空会社で手続きをすれば、子供だけの空の旅をCAなどのスタッフがサポートするので、安心です。
参考
キッズおでかけサポート(JALスマイルサポート)|JAL国内線
ANAジュニアパイロット(お子様一人でご利用のお客様)[国内線]|ANA
その他の夏休みの過ごし方のアイディアは、こちらの記事で紹介しています。
家族旅行を計画する
夏休みと言えば、旅行がしたいと思いつく方もいることでしょう。家族旅行は、日常生活では味わえないことをたくさん経験できるので、おすすめです。また、旅行先の地域についても知れる良い機会。貴重な時間を旅行に費やしてみてもいいでしょう。
夏休み限定のイベントも全国で開催されているので、イベントに合わせて旅行を計画するのも良いかもしれません。
全国の夏休み期間のイベントは、こちらの記事で紹介しています。
部活や受験などもあり、子供の年齢が上がれば上がるほど、旅行する機会が少なくなり、スケジューリングも難しくなります。1日限定のプチ旅行でも、期間が長い旅行でもいいでしょう。旅行で親子との絆が深まるかもしれません。
家族旅行に人気な全国の旅先は、こちらの記事で紹介しています。
2019年の夏休みの期間がそれぞれ違っても、有意義な時間を過ごそう
日本の学校の夏休みは、土地の気候や自治体・自治体の方針、そして2期制や3学期制であるかによって、期間に違いがあります。
夏休みの期間が長くてもが短くても、夏休みは、読書や新しいことにチャレンジできる絶好のチャンスです。そして、自分がステップアップできる貴重な期間でもあります。
夏休みに何をするかということをじっくり考えて、行動に移してみるといいでしょう。2019年の夏休みを有意義に過ごせるよう、心がけましょう。
参考
平成30・31年度 入学(園)式・卒業(修了)式等の日程|世田谷区
千葉市、市立小中学校の夏休み延長 19年度|日本経済新聞
エアコン設置まで小中など夏休み延長 千葉市教委が方針|東京新聞
長野県教委、夏休み延長へ 昨夏の猛暑機に小中高で|教育新聞 電子版
幼稚園児の夏休み。どう過ごすのがオススメ?|ベネッセ教育情報サイト
夏休みの有意義な過ごし方!子供が伸びるポイント7つ [子供のしつけ]|All About