夏休みの宿題の定番である読書感想文をするときに「何を読んだらいいの?」と毎年本選びに四苦八苦するご家庭も多いのではないでしょうか。当記事では、読書感想文におすすめの本を小学生、中学生、高校生、大学というようにご紹介します。ぜひ読書感想文をするときの参考にしてください。
もくじ
小学生低学年(1・2年)の読書感想文におすすめの本
エルマーのぼうけん
内容
どうぶつ島にとらわれているりゅうの子供を助けるために冒険の旅に出発するエルマーの物語です。1984年にアメリカで出版された児童文学。
おすすめポイント
読み始めたらワクワクドキドキの連続で、あっという間にお話に引き込まれます。冒険に旅立つエルマーのリュックの中の道具や、見開きの地図も、子供が楽しめる魅力がいっぱいの本です。「自分がエルマーだったら」と想像力を働かせて読書感想文を書くことができそうです。
まほうのじどうはんばいき
内容
学校の帰り道に主人公が見つけた自動販売機は、商品の見本もお金を入れるところもありません。いったい何の自動販売機なのでしょうか?
おすすめポイント
創作童話コンテスト優秀賞受賞作。次に何が起こるのか、子供がワクワクしながら読み進められる1冊。楽しいストーリーの結末は、少し考えさせられるところ。これもおすすめの理由です。
ぼくはアフリカにすむキリンといいます
内容
ある日、アフリカに住むキリンが手紙を書きました。その手紙をペンギンが受け取り、お互いがどんな動物か知らないまま文通が始まります。
おすすめポイント
お互い知らない同士の手紙のやり取りや手紙の内容が面白く、親子で一緒に読んでも楽しめます。それぞれの気持ちを想像しながら読み進めてほしい1冊です。
わすれものチャンピオン
内容
いつも先生やママ怒られるけど、忘れ物がなくならないぼく。忘れ物をした時の不安でソワソワする気持ちを描いています。
おすすめポイント
「ダブルチェック作戦」や「慌てない慌てない作戦」で忘れ物を無くそうと奮闘するぼくの姿を参考に、お子さんと忘れ物を防ぐ方法も話し合ってみてはいかがでしょうか。少し長いお話ですが、楽しく読める一冊です。
しっぱいにかんぱい
内容
運動会でしっぱいをしてしまったおねえちゃんの加奈は、ご飯がのどを通らないくらい落ち込んでしまいます。誰の慰めの言葉にも耳を貸そうとしない加奈でしたが、おじいちゃんに誘われて家に遊びに行き、集まっていた家族のみんなが笑顔でしっぱい談を語る姿を見てついに自分のしっぱいを語りだすのでした。
おすすめポイント
誰しも持つ失敗の経験ですが、子どもにとってはひとつひとつがショッキングな出来事として胸に刻まれてしまいます。この物語は「失敗はいつか笑って話せる日が来る」という事を教えてくれます。