親子で作ろう!こどもの日メニューレシピ - cocoiro(ココイロ) - Page 4

知ってる?地域独特のこどもの日定番メニューレシピ

ちまきや柏餅は日本でよく知られる伝統的なこどもの日の定番メニューです。でも実は、地域によってはちまきや柏餅の代わりに別の食べものが食べられていることをご存知ですか。ここでは地域独特の伝統的なこどもの日の食べものをご紹介します。

べこ餅

べこ餅ってなに?

べこ餅は北海道で端午の節句に食べられるお菓子で、米粉と砂糖を練って作られています。べこ餅の由来には諸説あり、「米粉(べいこ)で作られるからべいこ餅と呼ばれるようになった」、「白と黒の色合いが牛の柄に似ていることから牛(べこ)餅と呼ばれるようになった」などといわれています。

べこ餅のレシピ

べこ餅で必要な材料はとてもシンプル。だんご粉、上白糖、黒砂糖、水を用意すれば作ることができます。
上白糖と黒砂糖を別の鍋に水と一緒にいれて溶かします。それぞれをだんご粉と合わせて黒と白の生地を作りましょう。生地を蒸して、少し冷めたところで黒と白両方の生地を合わせて、葉っぱの形をつくればべこ餅の完成です。もちもちとした食感と素朴で優しい味をぜひ味わってみてください。

(参照元:べこもち|cookpad

あくまき

あくまきってなに?

あくまきとは、灰汁で炊いたもち米をきな粉や黒砂糖などをまぶして食べるこどもの日のお菓子です。鹿児島食のウェブサイトでは、あくまきの由来を以下のように説明しています。

関ヶ原の戦いの際に薩摩藩の島津義弘公が日持ちのする兵糧として持参したのが始まりであると言われている。その後、男の子がたくましく健やかに成長するように祈る、母の心のぬくもりに満ちた祝い餅菓子として端午の節句に作られるようになった。

(引用元:あくまき|かごしまの食ウェブサイト

あくまきのレシピ

あくまきの材料は少し特殊かもしれません。もち米、灰汁(あく)、孟宗竹(もうそうちく)の皮、しゅろの葉を準備しましょう。
前日にもち米を灰汁につけおいた後、竹の皮に米を入れてひも状に割いたしゅろの葉でくくりましょう。これを釜に入れて水で薄めた灰汁で炊けば出来上がりです。米が飴色になるまで、途中で水を足しながらしっかりと炊きましょう。

(参照元:あくまき|かごしまの食ウェブサイト

ささまき

ささまきってなに?

ささまきはもち米を笹の葉で巻いてゆでた食べ物で、こどもの日に、子供の無病息災を祈って食べられています。特に山形県の日本海側、庄内地方の方で伝統的に食べられる伝統的な料理です。

ささまきのレシピ

準備するものは、もち米、笹の葉、ひも状のみげ、そしてもち米をつけるきな粉、砂糖、塩です。もち米をよく水に浸けた後、笹の葉にくるみ、みげで結びましょう。それを熱湯で煮れば出来上がりです。砂糖ときな粉、ひとつまみの塩を混ぜ、出来上がった笹巻きにつけて食べましょう。

(参照元:笹巻き|鮭川村食生活改善推進協議会

まとめ

今回はこどもの日に食べるメニューについてご紹介しました。よく食べられるちらし寿司や柏餅、ちまきなとでお祝いするのも楽しいですが、たまには、べこ餅など地域独特のメニューを親子で作ってみるのも楽しいのではないでしょうか。

参考
5月5日は端午の節句(こどもの日) 本当の由来と正しいお祝いの仕方|ウーマンエキサイト
端午の節句に食べるのはちまき?柏餅?それとも…|日々ホオバル
【雑学】おせち-やちらし寿司、ちまきなど、季節の行事食の意外な由来|レタスクラブニュース
みんな大好き!お祝いに欠かせないケーキの歴史は?|CAKE
ささまき|株式会社 Aコープ東北 山形支店

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cocoiro編集部

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