中学生の読書感想文におすすめの本
カラフル
内容
天使業界の抽選にあたり、生まれ変わりの再チャンスを得た主人公のお話。主人公は、自殺を図った真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければなりません。
おすすめポイント
累計100万部突破の大人も泣ける不朽の名作青春小説です。ページ数が比較的少なく、読みやすい本で、内容も「命の大切さ」ということで読書感想文として書きやすいテーマです。
きみの友だち
内容
友達を題材とした短編集です。中学校が舞台で、友達との関わりを通してうれしいことや辛いことを経験する中学生の物語が集められています。
おすすめポイント
中学生にとっては身近な話題なので、ストーリーに入り込みやすいでしょう。友達が題材の短編集なので、自分の書きやすい作品を選ぶことができるのも魅力です。自分自身の中学校生活の中での経験などを読書感想文に入れてみましょう。
DIVE!!
内容
オリンピック選考会を前に少年たちが経験するプレッシャーや故障。主人公の要一は、自分の内定が大人たちの都合だと知り、辞退して実力で出場権を勝ち取ると言い出しますが……。
おすすめポイント
高飛び込みというスポーツやオリンピックが物語の背景にあるので、部活やスポーツを頑張っている中学生におすすめです。未来を見失ったり、自分の可能性について探求したりする中学時代にぜひ読んでほしい1冊です。
西の魔女が死んだ
内容
中学に進学して不登校になってしまった少女まい。夏の1ヶ月を、西の魔女(大好きなおばあちゃん)から魔女の手ほどきを受けながら過ごします。
おすすめポイント
本が苦手な子供でも、読みやすい厚さの本。主人公が思春期の中学生なので感情移入しやすく、自分の経験などとも比べることができ、読書感想文が書きやすい内容の1冊です。
火垂るの墓
内容
終戦間際の神戸が舞台の戦争小説。14歳の清太は4歳の妹の節子、母、軍人の父の4人家族です。母を亡くし身を寄せた親戚の家でも厄介者扱いされた清太と節子は、2人きりで必死に生きようとします。日に日に弱る節子を支える清太、果たして結末は…
おすすめポイント
火垂るの墓は野坂昭如が自身の戦争体験を基に描いた作品で、映像化もされていて非常に高く評価されている作品です。戦争を風化させないためにも、日本人として一度は読んでおきたい作品です。