小学生中学年(3・4年)の読書感想文におすすめの本
火曜日のごちそうはヒキガエル―ヒキガエルとんだ大冒険
内容
土の中で暮らしているヒキガエルのきょうだい、ウォートンとモートン。ある日ウォートンはおつかいの途中にミミズクに捕まってしまいます。果たしてウォートンはミミズクに食べられてしまうのでしょうか?
おすすめポイント
小学校の国語の教科書にも長い間取り上げられている名作です。小学生にも読みやすい文体で、楽しく読み進められるます。ラストは、とても温かい気持ちになれる1冊です。
かあちゃん取扱説明書
内容
母ちゃんは、ほめると機嫌が良くなるので、とにかくほめること。ガミガミうるさい母ちゃんの取扱説明書を主人公の哲哉は書き始めますが……。
おすすめポイント
主人公がかあちゃんの取扱説明書を作る過程で、母の知らなかった面を見つけたり、物事を深く考えたり、主人公の心が成長していきます。身近なお母さんについての本なので、子供が共感できるところがたくさんあるのもおすすめのポイントです。
エレベーターは秘密のとびら
内容
リセとカナちゃんとワカちゃんの3人は、マンションのエレベーターに潜む秘密を探ります。奇妙な出来事が次々起こるエレベーターの中の世界で、あなたもハラハラドキドキな謎解き体験をしてみませんか。
おすすめポイント
夏休みに友達同士でエレベーターの謎を探り次々と不思議な体験をする、小学生のロマンと青春が詰まったファンタジー作品です。大人も楽しく謎解きに参加することができます。
レンタルロボット
内容
ある日の学校からの帰り道、健太は自分のお小遣いで弟レンタルロボットを買いました。念願だった弟との暮らしですが、けんかをすることや、お兄ちゃんとして我慢しなくてはいけないことも…
おすすめポイント
弟レンタルロボットとの別れ、新たな出会い。大人も感動できる、心の奥にジーンとくるストーリーです。第19回小川未明文学賞大賞受賞作品です。
くちぶえ番長
内容
小学4年生のツヨシのクラスに、ある日くちぶえのとても上手な女の子マコトが転校してきました。マコトは学校の番長になると意気込み、優しく強い心をもって行動します。そんなマコトの姿に勇気をもらった意気地なしで優等生のツヨシは徐々に代わっていくのでした。
おすすめポイント
ツヨシの飼い犬が死んだ時、励ましてくれたのはマコトでした。マコトの強さはお父さんの死から生まれたものです。「くちぶえ番長」を読めば、人間関係の悩みや辛いことを忘れて前に進もうという勇気が湧いてきます。