その他気をつけたいポイント
習った漢字は使う
これまでに習った漢字や熟語は、漢字で書くようにしましょう。ひらがなを多く使いすぎると本文が読みにくくなるため、多用には注意が必要です。
また、誤字にも十分気をつけて書きましょう。
制限字数を守る
制限字数があれば必ず守りましょう。制限字数の指示方法はさまざまですが、まとめると次のようになります。
制限字数に対して多すぎても少なすぎても良くありません。
〇文字以内
制限字数の90%以上の文字数を確保するのが理想です。少なくとも80%以上は書きましょう。「1000文字以内」と指示があった場合は、理想は900文字、少なくとも800文字以上にして仕上げます。
〇字~〇字
具体的に文字数の範囲が決まっている場合は、最低文字数より1字でも多く書ければいいでしょう。「800~1000字」という指示の場合、800字から1字でも多く書けば大丈夫です。
〇字程度
前後10%前後で書くといいでしょう。「1000字程度」の場合は、900~1100文字程度で書くようにしましょう。
文末の調を統一する
「です、ます」調か「だ、である」調のどちらかに統一して文章を書きましょう。両方の調を混ぜてはいけません。
終わりに
文章を書くルールはとても細かく複雑なので「あれ?この場合はどうしたら良いのかな?」としばしば考えてしまうものです。子供が文章を書く場合も同様に迷うことが多いでしょう。
ただし、わかりにくい箇所はある程度決まっています。原稿用紙のルールに慣れるまでは、この記事を辞書のように使い、ルール通りに文章を書いてみてください。身につくと記事を見なくてもルール通りに書けるようになってきます。
ルールが身につくまでは、お子さんの文章をよく添削してあげましょう。
参考
原稿用紙の使い方|Z会作文クラブ
原稿用紙の書き方7つのポイント【作文】|新聞と広告の向こう側
原稿用紙・作文用紙の書き方、すべてわかります|コミュニケーションBLOG
これ、ぜんぶ知ってますか?原稿用紙の正しい書き方9つ|ORICON NEWS
原稿用紙―書き方のきまり|読書感想文レシピ