小学校4年生の理科の勉強方法
それでは、小学校4年生の理科の学習について、家庭でできる勉強のポイントなどをご紹介します。
苦手克服法
勉強が苦手だと思ってしまう原因の多くは、「勉強が分からない」ということにあります。勉強が分からないと、テストなどでミスをしてしまい、失敗経験によって苦手意識が蓄積していきます。この原因を取り除くためには、日々授業内容を復習し、理解を深めていく必要があります。
理科の授業は、座学だけではなく、実験や観察など子供が興味や関心を持つコンテンツが多くありますが、ただ「楽しい!」「すごい!」という気持ちにさせるだけで終わらせてはいけません。過程や結果を振り返ることで、知識が身につくのです。
家庭学習
理科の学習は、先述のとおり家庭での日々の復習が重要です。特に、実験などの授業は、あわただしく過ぎてしまうことも多いので、実験内容を記したノートと教科書を比較して振り返りましょう。また、教科書を音読するのもおすすめです。音読は、国語だけではなく全教科に効果的であるようです。
テスト前には、重要語句を覚え、練習問題を繰り返し解きましょう。理科は、暗記ではなく理解することが大切なので、丸暗記するのではなく、しっかりと意味が分かっているか確認してください。
親からの働きかけ
理科の知識を身につける上で最も有効なのは、実際に体験することです。小学校4年生の理科はは、太陽や月を観察したり、人の体の観察したりなど、日常生活に根付いた知識を学ぶ場面が多くあります。普段から会話の中で「太陽はどちらの方角から昇るでしょう」「体の曲がるところは何と言うでしょう」といったように、子供の興味や関心が行くよう意識的に会話をリードしましょう。
また、テストが返ってきた際は、点数だけを見るのではなく、どこが間違っているのかチェックしましょう。理解できていないところは、分かるまで復習しましょう。4年生の理科は、これからの学習の土台となるので、理解できていないと今後もずっと苦労します。