小学校受験とは?メリットやデメリット、国立・私立の違いなどを解説 ( 2 )

小学校受験のデメリット


小学校受験のデメリットをご紹介します。受験を考える前に、こちらに挙げる項目も考慮してみてください。

受験費用がかかる

小学校受験のために多くの家庭が利用するのが塾や幼児教室です。学習塾だけではなく、体操教室や絵画教室に通わせる家庭もあるようです。塾や幼児教室にかかる平均費用は月に約10万〜15万円とされています。また、塾や幼児教室で行われる模擬試験には、1回で平均1万〜2万円ほどかかるようです。

小学校受験費用は、国立小学校の場合は3,300円、私立小学校の場合は1校につき、2万〜3万円とされています。受験費のほかにも、面接用の服や靴、かばん、スリッパなどを親子分揃えなければなりません。多方面でさまざまな費用がかかるので、家族で話し合って家庭に合った計画を組んでいきましょう。

学費が高い

公立小学校は授業料が無料ですが、国立・私立小学校ともにさまざまな費用がかかります。特に私立小学校は学費以外にも入学金や設備維持費、制服代などがあり、寄付金や学校債を募るところも多いようです。

国立小学校の場合、授業料のほかに副教材費や同窓会費などがかかり、学校によって差はありますが年間で10万〜30万円ほど必要となるようです。

一方の私立小学校は、初年度は100万円前後と言われています。小学校で私立に入学した場合、その後も私立の学校に通い続ける可能性が高いので、経済力が必要となってきます。

通学時間の問題

学区外にある国立小学校や私立小学校に通う場合、自宅から離れた学校へ通うことになります。電車やバスといった公共交通機関を利用しての通学は徒歩通学よりも時間がかかるものです。通学時間が長くなる場合は、通学時の防犯対策や安全対策の考慮も必要となるうえ、小さな子供に対する身体的負担も大きくなります。

保護者の関わりが大きい学校もある

学校によっては親に学校行事への参加を求めたり、「保護者会」「父母と先生の会」といった親の組織があるところもあるようです。仕事をしている場合や乳幼児がいる家庭には、負担と感じられるかもしれません。参加できることや手伝えることを前もって学校側に伝えたり、夫婦で手分けして参加したりする必要があります。

受験不合格時のダメージ

受験に不合格だった場合、親だけでなく子供も精神的ダメージを受ける可能性があります。特に過剰に期待していた親が、合格できなかったことを必要以上に嘆く場合です。子供は親の感情に敏感なので、「親の期待に応えられなかった」と感じて落ち込んでしまうことでしょう。

受験をとおして得たものもあるので、失敗とばかり捉えずに「学校のカラーに合わなかった」、「この学校とは縁がなかった」と考えるようにするのが良いでしょう。子供の「残念」という気持ちに寄り添い、一緒に頑張ってきた過程を振り返ると良いでしょう。