お宮参りの準備
お宮参りは通常、赤ちゃんの生後1ヵ月頃に行う行事です。この時期はママにとっては、体力的にとても大変な時期と言えるでしょう。その状態でさまざまな準備を行うのはとても大変です。予めパパや両親と相談し、準備をしてくことが大切です。
赤ちゃんの洋服はどうする?
お宮参りでは着物を利用することも多いです。
- お祝いとして準備をしてもらう
- レンタルで好きな衣装を選ぶ
などという方法がありますが、お宮参りの季節などによっては、和装が厳しい場合もあります。購入するのか、レンタルにするのかをまず決めて、購入するでのあれば誰が購入するのか、レンタルの場合は早めに予約をすることも必要です。双方の両親の意見を聞き、赤ちゃんの服装をどうするのかを早めに決めておきましょう。出産前にある程度情報収集することをおすすめします。
写真撮影はどうする?
お宮参りでは、スタジオを予約して撮影をしてもらったり、実際にお宮参りをする神社に出向いてもらって撮影をする場合があります。家族の記念として、写真撮影を行う家庭はとても多いです。お宮参りの時期と他の行事(七五三など)が重なる時期は、写真スタジオやカメラマンの予約が非常に混み合います。どこで撮影をするのかを決め、早めに予約をしておくことが必要です。
食事会はどうする?
お宮参りの時に、食事会を行うケースも非常に多いです。ただし、この時期はママの負担がとても大きな時期です。赤ちゃんやママの体調に合わせて、柔軟な対応をしましょう。
- 寒い時期だったので当日は行わずに、お食い初めのときと一緒に食事会をした。
- 外食が難しかったので、自宅に両親を招いてケータリングを利用した。
- パパの両親が実家に招いてくれて、食事をごちそうしてくれた。
筆者の友人ママ達も、産後1ヵ月というのは非常に大変な時期だったという意見が多いです。何が何でも行わなくてはいけないというものではないので、家族と相談してどうするのかを決めるのがベストです。
当日の持ち物は?
お宮参り当日は、とても荷物が多くなります。慌てて準備をして「忘れた!」なんてことのないように、事前に準備をしておきましょう。
- ミルクやオムツのセット
- 赤ちゃんの着替え(多めに)
- バスタオル(タオル)
- 抱っこひも
- ビデオやカメラ
- ベビーカーやチャイルドシート
- 初穂料
赤ちゃんの荷物が非常に多いのが、この時期の特徴です。この中でとても便利なのはバスタオルです。おむつ替えの時にシート代わりにしたり、寒い時は赤ちゃんを温めてあげることもできます。フォーマルバッグとは別に、マザーズバッグなどにまとめておいてください。
必見!お宮参りの3つのポイント
お宮参りのポイントやマナーは、正式なルールに全て従おうとすると、とても大変です。各家庭の状況や赤ちゃんやママの体調などを優先して、柔軟な対応をしたいものです。お宮参りをスムーズに成功させるためのポイントを3つまとめました。
準備は早めに
お宮参りのときには、服の準備や神社の手配、写真撮影の予約など、やらなくてはいけないことがたくさんあります。着物を着るのであれば美容院の予約、食事会をするのであれば会場の予約、交通手段の確保など、それでなくても忙しい産後にすべてを準備するのはとても大変です。パパや双方の実家に相談しながら、うまく役割を分担して行うと良いでしょう。また神社の下見などは、出産前に行っておくのもおすすめです。育児と併行して行わなくてはいけないので、少しずつ早めに準備をしておきましょう。
地域のしきたりに注意
お宮参りは、地域によってしきたりが異なる行事の1つです。お宮参りの後に近所へご挨拶をしたり、準備は全て母方の祖父母が行ったりなど、実にさまざまなものがあります。またしきたりがあっても重んじない風潮があったり、かなり厳しくしきたりに則って行わなくてはいけないといったこともあります。できれば、今自分達が住んでいる場所や嫁ぎ先の実家の風習を大切にすると良いでしょう。初めてのことで、それでなくてもわからないことばかりです。前もって注意しなくてはいけないことを聞いたり、相談するなど、「わからないことを教えてもらう」というスタンスで臨むことが重要です。
両実家のバランスが大切!
お宮参りには、双方の祖父母が参加するのが一般的です。そこで注意したいのは、両実家のバランスです。どちらかの実家があまりにも費用の負担が大きかったり、遠方から参加するのが大変だったり……年齢的なこともあります。できれば事前に3家族で相談する機会があるのがベストです。祖父母としての希望もあります。当日はお互いの実家の両親を大切にし、心遣いをすることも、忘れてはいけない大切なポイントです。
参考
1歳までの行事(お七夜、お宮参り、お食い初め、初節句)|赤ちゃん成長ナビ
赤ちゃんのお祝いごと(1)お七夜お宮参り|すくコム