お宮参りのことが知りたい!お宮参りのポイントやマナーはある?

お宮参りのことが知りたい!お宮参りのポイントやマナーはある?

お宮参りは、赤ちゃん誕生後に行う初めての行事です。出産はお母さんにとっても一大事で、体調の負担も大きくなります。そんな大変な時期の行事ではありますが、赤ちゃんの誕生をお祝いする大切な行事です。事前の情報収集や準備を行うことで、負担を少なくして、スムーズに行いたいものです。今回はお宮参りに関するポイントやマナーをご紹介します。初めてのことで不安も大きいですが、ぜひ参考にしてください。

お宮参りとは

お宮参りとは、赤ちゃんの誕生をお祝いし、健やかな成長を祈る日本古来の行事です。お母さんの安産のお礼を含めて、土地ごとの守り神である神社に参拝を行います。地域によっては「初宮参り」「初宮詣」と呼ばれることもあります。

2018年に株式会社アスカネットが行った調査によるとお宮参りの行事は、8割以上の家庭が行っているこということがわかります。子供の行事としてとても一般気なお祝いであるようです。

お子様が生まれた時、どんな行事を実際にお祝いしましたか?


(参照元:「生後1年以内の行事と出生時の思い出」に関するアンケート|ASUKANET

お宮参りの基本を知ろう

お宮参りには、知っておきたい基本がいくつかあります。地域によっては風習が異なることがありますが、ここでは一般的なお宮参りの基本をご紹介します。

時期

お宮参りの正式な時期は、男の子は生後31日目、女の子は生後32日目に行うとされています。ただし、この時期はお母さんにとって産後の体調が回復していないことも考えられ、赤ちゃんの生まれた時期によっては、暑すぎたり寒すぎたりすることもあります。生後31日、32日というのは、あくまでも目安で、体調や季節によって臨機応変に対応して問題はありません。おおよそ生後6か月以内であればOKです。

場所

本来は、赤ちゃんの生まれた土地の守り神・産土神(うぶすながみ)様に参拝をします。地域によっては、お母さんの安産へのお礼を兼ねて行うこともあるので、安産の祈願を行った水天宮(すいてんぐう)へ参拝することもあります。水天宮は安産と共に、子育ての神様でもあるので、住んでいる地域の風習に沿って行うと良いでしょう。

参加者

本来のお宮参りは、「母親は参加せず、母方の両親がすべてお膳立てを行い、父方の両親が参加するもの」とされています。ただし、現在ではそのような堅苦しい風習ではなく、自分達の希望や、住んでいる地域に合わせて行う人が多くなっています。

日取り

一般的にお祝い事は大安に行うと良いとされています。日本には古来から六曜と呼ばれるものがあり、普段は気にしていなくても冠婚葬祭では重視される傾向があります。強いて言えば、お宮参りは仏滅は避けた方が良いと言われています。赤ちゃんやお母さんの体調、出席者の都合で、どうしても大安にはできないと悩むことはありません。できれば大安が望ましく、仏滅は避けた方が良いということなので、あまり六曜にとらわれることなく、家族に合わせた日取りで問題はありません。

参考
お宮参り – 便利わかりやすい【マナーとビジネス知識】|くちコミくらぶ

お宮参りで知っておきたいマナー

お宮参りで知っておきたいマナー
お宮参りをする際には、知っておきたいマナーがあります。ここでは服装とお金のことについてご紹介します。

服装

お宮参りでは写真撮影を行うことが多いので、予め出席する人の服装を決めておくと、バランスが取れます。フォーマルといってもそれぞれ価値観異なることがありますので、お宮参りの一般的な服装をピックアップしてみます。

赤ちゃん

赤ちゃんの正式な服装は、白羽二重の着物の上に、紋付の祝い着をかけます。

  • 男の子:「熨斗目模様」鷹や兜、武者の柄が多い。色は黒・紺・灰色・白。
  • 女の子:「友禅模様」蝶や手毬、花の柄が多い。色は赤やピンク。

祝い着の下に着る物は着物である必要はありません。ベビードレスなど赤ちゃんの負担にならないものを着せてから、祝い着をかけることが多いです。季節によって、ベビードレスの上にケープをかけるなどの洋装で行うこともあります。この時期の赤ちゃんはまだ体温調節がうまくできないので、格式にとらわれ過ぎず、状況に合った服装を選んであげましょう。

ママ

ママの着る服装は、以前は黒留袖が主流でした。しかし現在では「訪問着」「色無地の着物」「スーツ」「ワンピース」などが一般的となっています。1つ注意したいのは、お宮参りは神社で行うものなので、露出の高い服装は控えてください。スーツやワンピースの裾は、膝下が好ましいです。

  • せっかくの行事なので、普段あまり着ることのない訪問着で参加した。
  • 双方の両親と話し合い、堅苦しくなく洋装(スーツ)で行うことにした。
  • 授乳期だったので、授乳用のフォーマルワンピースを着用した。

など、実際にお宮参りを行ったママたちは、それぞれの状況に合わせた服装で参加しています。またアクセサリーは子供を抱っこすることを考えて、あまり派手な物は避けることが多いです

パパ

パパの服装は一般的には「スーツ」でOKです。ママが着物であっても、スーツで問題ありません。ただし、あまり派手な物ではなく、黒や紺・グレーなどの色を選び、白のワイシャツを着用しましょう。お祝い事なので、なるべく礼服を意識してください。

  • 普段は作業着の多いパパで、スーツを持っていなかった。お宮参りに合わせてスーツを新調した。
  • 派手な色のシャツが多かったので、冠婚葬祭用のワイシャツを着用した。
  • ママは着物だったけど、パパは礼服のスーツだった。

などの声もあり、普段スーツを着用しないお仕事をしているパパは、お宮参りに合わせてスーツを作ったり、礼服を新調することも多いようです。

祖父母

祖父母に出席をお願いする場合は、基本的にパパとママがどんな服装にするのかを決めてから、お願いするようにしましょう。正式には祖父は「スーツ」、祖母は「色留袖」「訪問着」「スーツ」となります。赤ちゃんが洋装の場合は、祖父母も洋装にすると良いでしょう。一般的には父方の祖母が赤ちゃんを抱っこします。赤ちゃんの服装に合った物を選ぶと、バランスが取れます。

お金

お宮参りでは、参拝・内祝など、それなりにお金がかかります。お宮参りを行う際に、知っておきたいお金に関するポイントを3つご紹介します。

初穂料

参拝する神社でご祈祷や祝詞をお願いする場合には、初穂料(はつほりょう)や玉串料(たまぐしりょう)と呼ばれるものが必要になります。通常ご祈祷をお願いする場合には、予約が必要になりますので、その際に金額を確認すると良いでしょう。もし、神社で金額が決まっていない場合は、5,000円~10,000円が相場となります。また初穂料を払うのは、誰でも構いません。両親だけでお祝いする場合、双方の祖父母が参加する場合、どちらか一方の祖父母が参加する場合など、各家庭によって状況は異なります。状況に合わせて、話し合いをして決めるようにしましょう。

  • パパの実家は遠くて交通費がかかってしまったので、当日の初穂料などはママの実家が負担した。
  • 実家の両親は参加できなかったので、自分達で負担した。
  • しきたりの多い地域で、お宮参りに関する費用は全てママの実家が持つものだといわれた。

など、先輩ママたちは住んでいる地域の風習や自分達の状況に合わせていることが多いです。

お祝いの金額

お宮参りは、両親と赤ちゃん、双方の祖父母が参加することが一般的です。お祝いとして頂く金額は10,000円が相場といわれていますが、地域によって違いがあります。「父方の祖父母は現金、母方の祖父母は当日かかる金額(初穂料・衣装代・食事代)などを負担する」という慣わしのあるところもあります。自分の住んでいる地域や、嫁ぎ先の風習などに則って、「誰がどのくらい何を負担するのか」を決めておくと良いでしょう。

  • パパの両親は参加するだけ。当日かかる費用はすべてママの両親が負担した。
  • ママの両親は参加できなかったので、お祝いという名目で赤ちゃんの衣装のレンタル代を負担してもらった。
  • すべてパパの両親が費用を負担した。後日お礼として、ママの両親が食事会を行った。

など、実にさまざまな方法があるので、各家庭でよく相談をして決めましょう。

内祝

お宮参りでお祝いをいただいた場合、本来はお返しは不要です。ただし、出席してくれた祖父母へのお礼として、写真をプレゼントすることが多いようです。また、出産祝いをいただいた方には、お宮参りの時期を目安に、内祝を贈るのが一般的です。

  • 両親からお祝いをもらっていたので、当日撮影した写真をフォトフレームに入れてプレゼントした。
  • お祝いを返す意味で、両親を食事会に招待した。
  • 出産の内祝も兼ねて、名前入りのギフトを贈った。

双方の両親に改めてのお返し……という形ではなく、一緒に食事をしたりすることで、思い出を共有する「お返し」をすることが増えています。

参考
お宮参りの基礎知識!時期・服装・写真・お金・マナー|All About

お宮参りの準備

お宮参りの準備
お宮参りは通常、赤ちゃんの生後1ヵ月頃に行う行事です。この時期はママにとっては、体力的にとても大変な時期と言えるでしょう。その状態でさまざまな準備を行うのはとても大変です。予めパパや両親と相談し、準備をしてくことが大切です。

赤ちゃんの洋服はどうする?

お宮参りでは着物を利用することも多いです。

  • お祝いとして準備をしてもらう
  • レンタルで好きな衣装を選ぶ

などという方法がありますが、お宮参りの季節などによっては、和装が厳しい場合もあります。購入するのか、レンタルにするのかをまず決めて、購入するでのあれば誰が購入するのか、レンタルの場合は早めに予約をすることも必要です。双方の両親の意見を聞き、赤ちゃんの服装をどうするのかを早めに決めておきましょう。出産前にある程度情報収集することをおすすめします。

写真撮影はどうする?

お宮参りでは、スタジオを予約して撮影をしてもらったり、実際にお宮参りをする神社に出向いてもらって撮影をする場合があります。家族の記念として、写真撮影を行う家庭はとても多いです。お宮参りの時期と他の行事(七五三など)が重なる時期は、写真スタジオやカメラマンの予約が非常に混み合います。どこで撮影をするのかを決め、早めに予約をしておくことが必要です。

食事会はどうする?

お宮参りの時に、食事会を行うケースも非常に多いです。ただし、この時期はママの負担がとても大きな時期です。赤ちゃんやママの体調に合わせて、柔軟な対応をしましょう。

  • 寒い時期だったので当日は行わずに、お食い初めのときと一緒に食事会をした。
  • 外食が難しかったので、自宅に両親を招いてケータリングを利用した。
  • パパの両親が実家に招いてくれて、食事をごちそうしてくれた。

筆者の友人ママ達も、産後1ヵ月というのは非常に大変な時期だったという意見が多いです。何が何でも行わなくてはいけないというものではないので、家族と相談してどうするのかを決めるのがベストです。

当日の持ち物は?

お宮参り当日は、とても荷物が多くなります。慌てて準備をして「忘れた!」なんてことのないように、事前に準備をしておきましょう。

  • ミルクやオムツのセット
  • 赤ちゃんの着替え(多めに)
  • バスタオル(タオル)
  • 抱っこひも
  • ビデオやカメラ
  • ベビーカーやチャイルドシート
  • 初穂料

赤ちゃんの荷物が非常に多いのが、この時期の特徴です。この中でとても便利なのはバスタオルです。おむつ替えの時にシート代わりにしたり、寒い時は赤ちゃんを温めてあげることもできます。フォーマルバッグとは別に、マザーズバッグなどにまとめておいてください。

必見!お宮参りの3つのポイント

お宮参りのポイントやマナーは、正式なルールに全て従おうとすると、とても大変です。各家庭の状況や赤ちゃんやママの体調などを優先して、柔軟な対応をしたいものです。お宮参りをスムーズに成功させるためのポイントを3つまとめました。

準備は早めに

お宮参りのときには、服の準備や神社の手配、写真撮影の予約など、やらなくてはいけないことがたくさんあります。着物を着るのであれば美容院の予約、食事会をするのであれば会場の予約、交通手段の確保など、それでなくても忙しい産後にすべてを準備するのはとても大変です。パパや双方の実家に相談しながら、うまく役割を分担して行うと良いでしょう。また神社の下見などは、出産前に行っておくのもおすすめです。育児と併行して行わなくてはいけないので、少しずつ早めに準備をしておきましょう。

地域のしきたりに注意

お宮参りは、地域によってしきたりが異なる行事の1つです。お宮参りの後に近所へご挨拶をしたり、準備は全て母方の祖父母が行ったりなど、実にさまざまなものがあります。またしきたりがあっても重んじない風潮があったり、かなり厳しくしきたりに則って行わなくてはいけないといったこともあります。できれば、今自分達が住んでいる場所や嫁ぎ先の実家の風習を大切にすると良いでしょう。初めてのことで、それでなくてもわからないことばかりです。前もって注意しなくてはいけないことを聞いたり、相談するなど、「わからないことを教えてもらう」というスタンスで臨むことが重要です。

両実家のバランスが大切!

お宮参りには、双方の祖父母が参加するのが一般的です。そこで注意したいのは、両実家のバランスです。どちらかの実家があまりにも費用の負担が大きかったり、遠方から参加するのが大変だったり……年齢的なこともあります。できれば事前に3家族で相談する機会があるのがベストです。祖父母としての希望もあります。当日はお互いの実家の両親を大切にし、心遣いをすることも、忘れてはいけない大切なポイントです。

参考
1歳までの行事(お七夜、お宮参り、お食い初め、初節句)|赤ちゃん成長ナビ
赤ちゃんのお祝いごと(1)お七夜お宮参り|すくコム

この記事をかいた人

Rie Kato

【職業】 フリーライター 【経歴】 東京生まれ横浜育ち。現在は群馬県在住。 トラック運転手・介護職員・保険外交員を経て、コールセンターの教育係として7年勤務。 専門学校生と小学生、2人の男の子のママ。 【取得した資格】 ・普通自動車第一種運転免許 ・中学校教諭二種免許状(国語) ・訪問介護員1級 【得意な分野】 ・生命保険 ・転職 ・ビジネスマナー ・ひとり親家庭 ・金融 【休日の過ごし方】 ・朝から掃除と洗濯!(家の中がスッキリするとテンションが上がる性質) ・バスケットボール(息子と勝負!)