子供が小学校へ入ると、夏休みや冬休みなどの宿題として出されるのが、読書感想文です。小学校に入ったばかりの1年生は、本を最後まで読んだり、感想を持つことそのものが難しい場合もあるかもしれません。今回は、小学校低学年の子供が読書感想文に取り組むためのコツやポイントについて紹介します。
もくじ
読書感想文、本はどうやって選ぶ?
小学校1年生の子供が、本を読むことの楽しさや、自分の感じたことを文章で表現することを知るために必要なことは何なのでしょうか。読書感想文に取り組むにあたり、重要になるのが、読書感想文の本の選び方です。小学校1年生の場合は親子で読書感想文に取り組むという方も多いかもしれません。まずは、子供が感想文を書く意欲を持ちやすくなるよう、以下の点を踏まえて本を選ぶようにしましょう。
子供が読みやすいもの
本を選ぶときは、子供が読みやすいものかどうか、子供が興味を持つ内容であるかについても意識してみましょう。例えば、本のカバーには対象年齢が書いてありますので、子供が難しいと感じるかどうかの目安にしてみるのもいいでしょう。読書に慣れていない小学校1年生ですので、読み終わるのに数日かかってしまう本よりは、1時間ほどで読めて繰り返し読むことができるような本を選ぶのも一つの方法です。
スポーツや動物、音楽など、子供の好きなジャンルを選んでみたり、登場人物が子供の年齢に近い作品を選ぶことで、共感しやすくなります。夏休みや冬休みは祖父や祖母と遊ぶという場合は、同じように祖父、祖母が出てくる作品を選ぶなど、身近に感じられる内容を選ぶようにしましょう。
課題図書を参考にしてみる
読書感想文の選び方が分からないという場合は、まずは課題図書を参考にしてみてはいかがでしょうか。課題図書は、全国学校図書館協議会によって選定されています。課題図書は本屋でも購入できますが、多くの場合、学校で紹介されていたり、図書館で貸し出しがされています。子供の年齢や子供が興味を持つ対象を考慮して毎年選ばれている本ですので、本を選部のが難しいと感じる方は、課題図書を参考にしてみましょう。
親子で一緒に選ぼう
子供が低学年のうちは、1人で本を読む習慣を身につけるのが難しいかもしれません。そんなときは親子で本を読む時間を作ったり、本について感想を言い合うなどすることで、楽しく本を読むことができます。本を選ぶときも、親子で楽しく読める本を選ぶようにしましょう。
読書感想文におすすめの本はこちらの記事で詳しく紹介しています。