小学校1年生が読書感想文を書く手順
それでは、小学校1年生が読書感想文を書くための具体的な手順について紹介します。感想文を書くためには、本を読んで子供が感想を持てるよう、親のサポートが必要になります。まずは、親子で楽しくコミュニケーションをとりながら読書感想文を書けるよう、以下のような点を意識してみましょう。
本を読む習慣をつけることから始める
小学校入学前に絵本の読み聞かせをしていたという方も多いかもしれませんが、読書感想文に取り組むためにも、1日1回本を読む習慣をつけさせることから始めてみましょう。本を読む際は、声に出して音読をすることで、ストーリーが頭に入りやすくなります。読書が苦手な子供の場合は、親が読み聞かせをすることで、本を読むことが身近なものに感じられるようになります。
「どうなったの?」「すごいね」など、本を読みながら質問してみると、子供も本を読むことが楽しいと感じるかもしれません。
本を読んだ感想を親子で話してみる
読書感想文は、本を読むだけではなく、感想を作文形式で提出する必要があります。そのためにも、本を読み、どのようなことを感じたか、どこに疑問を感じたかなどについて親子で話し合いをしてみましょう。話し合いをすることで子供が本の内容についてどれくらい理解しているのかを把握ことができます。もし読み足りないと感じた場合は「もう一度あの場面を読んでみよう」と積極的に子供に読書を促すのもいいでしょう。
質問をしながら読書感想文を書き始める
読書感想文を書く際は、前述したように親子で感想を言い合うことも有効的ですが、子供がなかなか感想を言えない場合は、「どんなお話だった?」「読み終わってどんな気持ちがした?」など、質問形式で話し合いをするのもいいでしょう。子供の答えをメモすることで、読書感想文を具体的に書くためのヒントとして役立てることができます。