カナダの名門大学!ブリティッシュコロンビアの学生にインタビュー② 〜大学受験から学内での学びまで〜 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

前回の続き)

ブリティッシュコロンビア大学(通称:UBC)は、カナダのバンクーバーにある大学で、カナダの首相経験者を4人も輩出した名門大学です。今回は、その大学に通うクボくんから、お話を聞きました!

クボくん

大阪出身。

小学校の頃、アメリカに滞在したこともある帰国子女。帰国子女枠で大学附属校に進学したものの、一念発起して、カナダのブリティッシュコロンビア大学へ。現在、大学3年生ながら、海外在住と思えないほど、言葉遣いが懇切丁寧。

今回は、カナダでの大学受験のシステムから、大学生活まで詳しく聞いていきたいと思います!

カナダで大学受験

アメリカとも違うシステム

ーーーカナダの大学だと、アメリカとは受験の仕方は少し違う? 志望理由書とか、GPA、語学の試験結果とか出す感じかな。

「だいたいそんな感じですけど、大学によるんですよね。ただ、SAT(アメリカの大学入学用の学力試験)はないです。

ーーーちなみに、留学前の英語力はどのくらいだったの?

TOEFLは受けたことなくて。IELTSは7.0でした。TOEICは、留学前に親が受けるから一緒に受けて。僕が940で、普通に勝ちました(笑)」

ーーーさすが(笑)

でも、大学受験に関しては、本当にノリで受けて、とりあえず受かった大学に行くって言うスタイルだったので、そんな深く考えてなかったですね(笑)

志望校選びの基準

ーーー志望校選びって難しいよね(笑) カナダの大学って他にも見てたの?

「見てましたよ、それこそ一番有名なトロント大学とかマギル大学とかも見てました。いやー、マギルは本当に行きたかったんですよ!高校でフランス語の勉強をしてたので、フランス語圏に行きたい(マギル大学はフランス語圏のケベック州にある)って言うのもありました。でも、その頃、その他の大学までは見れてなかったですね……正直。」

ーーーそうなんだ(笑)

「マギルと同じくらいのレベルの大学って言ったら、トロントとUBCってなって、その3つは受けると決めて。ただ、絶対どこかには受かりたかったので、「自分ならいけるだろう」っていう確実な大学に2つ出して、結局、5つ受けました。でも、受かったのは下の3つでだったんですが(笑)」

ーーーえ、でも、ブリティッシュコロンビア、いいじゃん!

「そうですね……。でも、あとあと聞くと、トロント大は『あそこやばい』って、『することが勉強しかない』って聞いて。『あ、よかった。ブリティッシュコロンビアで』って思ってます(笑)

カナダの気候

ーーーある意味ラッキー(笑)

あと、マギル大学もめちゃくちゃ寒いんですよ!ケベック州にあるので。だから、『あーよかったUBCで』と思いますね(笑)寒くないんで。」

ーーー寒くないの?(笑)

あ、全然寒くないですよ。

ーーーまじ? 雪の写真のイメージしかない。

「全然。昔アメリカにいた時、ニュージャージーに住んでたんですけど、それに比べたら、全然あったかいんで文句なしですよ。」

ーーーニュージャージーがよっぽど寒かったとしか思わないけど(笑)

まあ、雨さえ降らなければ、まじバンクーバーは最高ですよ。10月から4月までバンクーバーはずっと雨って言われてます。」 (注:ちなみに、バンクーバーは冬は1~5度程度になり、雪も降るが雨が降り続けることの方が多い。)

UBCには、日本の桜や日本庭園もあります。