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ブリティッシュコロンビア大学は、カナダのバンクーバーにある大学で、カナダの首相経験者を4人も輩出した名門大学です。今回は、その大学に通うクボくんから、お話を聞きました!
クボくん
大阪出身。
小学校の頃、アメリカに滞在したこともある帰国子女。帰国子女枠で大学附属校に進学したものの、一念発起して、カナダのブリティッシュコロンビア大学へ。現在、大学3年生ながら、海外在住と思えないほど、言葉遣いが懇切丁寧。
今回は、ブリティッシュコロンビア大学での専攻を決めた経緯、日本での高校生活、カナダに留学したきっかけを聞いていきます。
もくじ
ブリティッシュコロンビア大での「専攻」
UBCってどんな大学?
カナダのバンクーバーに位置するブリティッシュコロンビア大学(the University of British Columbia, 通称:UBC)は、カナダのトップ大学の一つです。World University Ranking 2019では、トロント大学に続いて世界第37位に位置しています。元々は、マギル大学(ケベック州)の分校として開校されたブリティッシュコロンビア大学ですが、今やカナダを代表する大学です。
今回は、その大学の様子を含めてお話を伺います!
残すは「必修」?
ーーー大学では今何年生ですか?
「9月から3年生です。」
ーーーじゃ、今は楽しい時期…。かな?
「まあそうですね。ただ、ここからもっと専門の分野に入っていかないといけないんです。僕の場合、選択授業を先に取ってしまって、取らなければならない授業が残ってしまっていて。」
ーーーへー専門科目が必修で残ってるってことか。
「はい。専攻と副専攻の科目の必修の授業が残ってるんです。」
ーーー日本だと必修は先に取らなきゃいけない一般教養の科目の方が大変な印象だから、結構違うね。「3、4年生で必修が残ってる=勉強してない奴」みたいな(笑)
「でも、専攻を決める前にこの授業は先に取っておかないといけないっていう授業があって。一応あったんですけど、それは1、2個くらいで。それよりも専攻を決めてから、色々取らなきゃいけない授業が決まるって感じですね。」
ーーー専攻自体はいつ決めるの?
「2年目の終わりですね。副専攻は、3年生で決めました。今の専攻は音声科学。副専攻は、教育学というかカウンセリング心理学を勉強してます。」
専攻を決めるまでの道のり
ーーーどうして、音声科学を専攻したの?
「高校時代、うっすらと人間に関することを勉強したいとは思ってたんですね。なので、心理学(Psychology)、人間関係学(Human Relations)、考古学(Archaeology)とかがいいかなあと思っていたんですけど、漠然としてて。で、音声科学も言ってしまえば勘違いみたいな形で履修し始めました。」
ーーー勘違い?
「僕が当初思い描いてたのは、「言葉がどう人間の思考や心理に影響するか」でした。それを勉強できるんじゃないかって専攻してみたものの、蓋を開けた途端、もう予想と全然う内容で(笑) 人の喋り方の問題とか、吃音の治療、言語学のように細かい分析だったり。正直、興味なかったです(笑)」
ーーーなるほど(笑) そういうのができるのって、何学だろうね。
「それってどっちかっていうと人間関係学部や、心理学部の中でも言語心理学の方ができるのかなと。ただ、僕のいる大学では、開講されていなくて。」
ーーーだから、副専攻は、教育学なんだね。
「副専攻は取らなくてもいいんですけど。個人的にもともと興味があったのが、カウンセリングのフィールドだったので、教育学の中でもカウンセリング心理学の副専攻を取っています。」
ーーーでも、そっちがメジャー(専攻)じゃないんだ(笑)
「それをメジャーにしようと思うと、ど田舎のキャンパスに飛ばされるってのもありましたし。それに気づいたのが1年生が終わって2年生の途中で気づいたんですよ(笑) だから、メジャーはこのまま音声科学で、副専攻を教育学にしようと。」