卒業後の就職率・主な就職先
東京理科大学の2019年3月卒業生の就職状況をまとめたのが次の表です。
【東京理科大学の各学部ごとの進路状況】※工学部第二部は募集停止のため除く
学部 | 卒業生数 | 就職者数(注) | 大学院等への進学者数 |
理学部第一部 | 665人 | 290人 | 334人 |
工学部 | 510人 | 189人 | 314人 |
薬学部 | 192人 | 99人 | 86人 |
理工学部(2023年度より創域理工学部) | 1,178人 | 538人 | 601人 |
基礎工学部(2021年度より先進工学部) | 402人 | 110人 | 283人 |
経営学部 | 260人 | 229人 | 12人 |
理学部第二部 | 313人 | 163人 | 93人 |
合計 | 3,520人 | 1,618人 | 1,723人 |
(注)就職者数は、就職先を企業・教員・公務員に選んだ学生の総数で求めています。
(2018年度(2019 年3月卒業) 学部・学科 進路状況 |東京理科大学 より筆者作成)
学生の過半数が大学院に進学していることが分かります。そのため、東京理科大学の就職率は大学院の就職率を確認するのが実質に見合っているでしょう。
東京理科大学院の修士課程を修了した学生の就職率は93.3%と高く、就職先は製造業が最も多いことが分かります。また、その多くが日本アイ・ビー・エム株式会社やソニー株式会社などの大手企業に就職を決めています。大学院まで修了することで高い専門的知識と技術を有する職業人へと成長し、日本の製造業の第一線で活躍する人材として多くの企業に需要があることが分かります。
参考
東京理科大学の著名な卒業生
東京理科大学の卒業生には多くの著名人がいますが、中でもご紹介したいのが、教育界で話題の麹町中の工藤勇一校長です。
東京理科大学理学部応用数学科を卒業したのち、山形県や東京都の公立中学校の教員を経て、2014年から東京都千代田区立麹町中学校の校長に就任しました。学校の慣例を徹底的に見直し、生徒主体の学校運営を行うことで、教育の本質を改革しようと試みています。
その他の著名な卒業生については、こちらの記事をご覧ください。
参考
麹町中学校の校長が「宿題」「担任制」「中間・期末テスト」を廃止した意外な理由 木直樹が『学校の「当たり前」をやめた。』(工藤勇一 著)を読む|文春オンライン
まとめ
東京理科大学は、入学する難易度が高くないものの、徹底した理学工学の知識と技術を学生に施してくれる学び舎として、将来最先端の科学技術の創成に興味のある子供に最適な大学と言えます。
基礎から応用までしっかりと教育行い、社会貢献できる人材へと育成してくれる東京理科大学。ご興味のある方は、資料請求やオープンキャンパスに参加されて校風を肌で感じてみましょう。
参考
【2019年度最新版】東京理科大学の偏差値を学部別に紹介!学部ランキングにキャンパスの場所も!|東大BKK(勉強計画研究)サークル
MARCHはもう古い 注目の大学グループは「SMART」だ!(2019.1.5)|AERAdot.
MARCH(マーチ)は時代遅れ!今はSMARTが難関大学の主流らしい(2019.3.3)|就活switch
全国大学偏差値情報ランキング【MARCH・GMARCH編】(2019.4.13)|逆転合格.com