早稲田大学の偏差値はいくつ?難易度レベルを学部別に詳しくご紹介 - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

子供の進学先として早稲田大学を考えているという方は、早稲田大学の受験対策について頭を悩ませていることでしょう。早稲田大学には学部が13あり、学部によって偏差値も異なるため、受験する学部に合わせた受験対策をする必要があります。今回は、早稲田大学の学部の特徴と偏差値について紹介します。

早稲田大学の学部ごとの特徴と偏差値

早稲田大学は私立大学の中でも人気の大学ですから、大学名を聞いたことがない方は少ないかもしれません。2019年には創立125周年を迎え、伝統を守り続けている早稲田大学ですが、大学には13学部、大学院には21の研究科が設置されています。子供が進学を希望する学部によっては偏差値が異なるため、受験を検討している場合は偏差値を把握するのがいいでしょう。それでは、学部ごとの特徴と偏差値について紹介します。

※偏差値は河合塾の「私立大2020年度入試難易予想一覧表]データを参考にしています。

政治経済学部

国際的な視点で政治と経済を総合的に学ぶことができる「政治経済学部」には、経済学科・政治学科・国際政治経済学科の3つの学科があります。次世代のグローバル社会をリードする人材育成に力を入れており、1年次から多彩なゼミで専門分野を深く学ぶことができます。

講義とディスカッションを中心に各分野の基礎的理解を定着させることや、国際社会で必要な語学力を養う外国語科目が充実しているのも特徴の一つです。創立以来受け継いできた「東西文明の融合」という国際的視野を背景としながら、国内外の問題を考察する専門的な力を伸ばすことができます。そんな政治経済学部ですが、気になる偏差値は経済学科・政治学科が70、国際政治経済学区は67.5となっており、標準よりも高い偏差値となっています。

参考

教育理念|早稲田大学 政治経済学部

法学部

国際社会で活躍するための能力を養う法学部では、法律主専攻と副専攻を履修することで、体系的な学習をすることができます。1年次は導入教育として、法律の基礎理論や法律文献の検索・引用方法、小論文やレポートの書き方、ディベートの方法などを学習し、裁判傍聴などを行いながら法に触れる機会を持ち、法への理解と関心を深めていきます。

2年次からは法学演習、3年次からは教養演習を行いますが、4年間を通して少人数制の対面教育で充実した教育を受けることができます。法学部で法的思考や判断力を身につけた後は、公務員、マスコミ、法曹、一般企業など、さまざまな分野で活躍することが期待できます。法学部の偏差値は、67.5となっています。

参考

早稲田大学 法学部

教育学部

2020年の教育改革など、現代社会では教育の必要性を訴える声が多く聞かれます。教員の需要が高まる中、早稲田大学の教育学部では全ての学科・専攻・専修で教員免許を所得することができ、以下の7学科2専攻7専修に分かれています。

  • 教育学科/教育学専攻・教育学専修、生涯教育学専修、教育心理学専修
  • 教育学科/初等教育学専攻
  • 英語英文学科
  • 社会科/地理歴史専修、公共市民学専修
  • 理学科/生物学専修、地球科学専修
  • 数学科
  • 複合文化学科

早稲田大学の教育学部では、学校教育だけでなく幅広い科目を学ぶことができ、さまざまな角度から学ぶことで、課題に柔軟に対処する総合力を養うことができます。1年次では文系・理系の学生が一緒に学ぶため、さまざまな価値観をシェアできるでしょう。多くの学科で少人数制のクラス演習を行っており、早い段階から自分の学習テーマを追求し、学生同士の討議を通じて学習意欲を高めていきます。

教育学部の偏差値は、数学科・理学科が62.5、その他の学科は65~67.5となっています。

参考

早稲田大学 教育学部

商学部

商学部は、ビジネスや経済分野において、さまざまな視点から理論的思考で物事を考え、さらに国際社会の第一線で活躍できる分析力と行動力を持った人材を育成する学部です。海外留学プログラムや、企業からの寄附講座など、ビジネスの最前線に触れる機会が数多くあることが特徴で、専門分野だけでなくコミュニケーション能力を養うことができます。

専門知識を高めるための取り組みとして、「経営」「会計」「マーケティング・国際ビジネス」「金融・保険」「経済」「産業」の6つのトラックを設けており、2年次の秋学期に選択する専門教育科目の属するトラックを専門的に学んでいきます。商学部の偏差値は70と、他の学部と比較してもやや高くなっています。

参考

早稲田大学 商学部