役員になるには学歴は必要?
企業によって、役員の学歴はさまざまです。大企業で新入社員からたたき上げの役員を目指すなら、それなりの学歴は必要かもしれません。しかし、自営業に近い小さな企業ではたとえ高卒でも役員にになれる場合はあります。ですから、一概に学歴が必要かどうかは断言できません。しかし常にアンテナを張り巡らせ、情報をキャッチする感覚は忘れずにいたいものです。
役員の年収は?
2017年度の人事院事務総局の調査によると、会社の規模別の役員報酬は以下の通りです。
3000人以上の企業 | 1000人以上3000人未満の企業 | 500人以上1000人未満の企業 | |
会 長 | 5732.7万円 | 4950.3万円 | 4704.5万円 |
社 長 | 4766.0万円 | 4769.1万円 | 4126.7万円 |
専 務 | 3128.1万円 | 2943.1万円 | 2984.3万円 |
常 務 | 2436.7万円 | 2407.7万円 | 2672.4万円 |
(民間企業における役員報酬(給与)調査 / 平成30年 民間企業における役員報酬(給与)調査 / 統計表|統計で見る日本 より筆者作成)
これを見る限り、役員は高収入ということが分かります。しかし、それにともない複雑な職務、膨大な責任も負うことになります。単に「お金が欲しい」という理由だけで安易に役員を目指さず、日々の業務をこなしながら会社に求められる人材になることを目指したいものです。
まとめ
企業の役員は心ひかれる役職です。会社を運営していくのはやりがいがあり、高収入であることも魅力です。そこにたどりつくまでに、自分はふさわしいのか、たどりつく能力があるのか考えるとき、この記事がその一助になれば幸いです。
参考