心理カウンセラーの給料・平均年収は?
心理カウンセラーの平均年収は、400万円前後と言われています。しかしながら、働く職種や業界、雇用形態によって給料が大きく異なることに注意が必要です。
官公庁や企業の正社員として勤務することができれば、年収400〜500万、順調に昇進すれば年収600万も狙うことができるようです。官公庁であれば年齢に応じて安定した収入アップが見込めます。企業の場合は、大企業ほど平均年収が高くなる傾向があるようです。
参考
心理カウンセラーの年収給料や20~65歳の年齢別・役職別・都道府県別年収推移|平均年収.jp
心理カウンセラーの資格はどこで取得できる?
教育現場、医療現場など、さまざまな業界で活躍できる心理カウンセラーですが、具体的にどのように知識を身につけて資格を取得すればいいのでしょうか。
心理カウンセラーの資格を取得する方法は主に2パターンあります。
- 心理系の大学・大学院で学ぶ
- 養成講座で心理学を学ぶ
それぞれの方法について解説します。
心理系の大学・大学院で学ぶ
臨床心理士や公認心理師では、大学で心理系の学部を卒業していることが資格試験を受験する際の条件になっています。そのため、臨床心理士や公認心理師を目指している子どもは、心理系のことが学べる大学や大学院に進学することが、心理カウンセラーになるための近道です。
心理系の学部はこちらの記事でまとめて紹介しています。
養成講座で学ぶ
すでに社会人として働いていたり、心理系ではない学部へ進学したりしている場合は、心理カウンセラーの養成講座に通うのもおすすめです。通信で受講できるもののあり、時間や場所に縛られず資格取得を目指すことができます。ただし、受験する資格によっては就職の際に効果を発揮しないものもあるので、注意が必要です。
最近はさまざまな養成講座があり、中にはカリキュラムがしっかりしていないものもあります。申し込んだ後で後悔しないように、比較サイトなどでどの養成講座が良いか、しっかり調べてから申し込みするようにしましょう。
まとめ:心のケアをサポートする仕事に就こう
一口に心理カウンセラーといってもさまざまな資格や種類があり、得意とする分野にも違いがあります。心理学的な知識や技術を駆使して、カウンセリングや心理テストなどを用いながら心のケアをすることが主な仕事となります。大学で心理学を専攻したからといって心理カウンセラーになれるわけではなく、協会や学会、民間などが認定する資格を取得するのが一般的です。
臨床心理士や産業カウンセラー、認定心理士、などさまざまな資格がありますが、取得したからといって就職が有利になるという保証はありません。なかには臨床心理の経験がある程度ないと認められないものもあります。また、新たに国家資格として公認心理師の制度も始まるため、これまでよりも心理に関係する就職が有利になることも考えられます。もし子供が心のケアに興味があるのであれば、人の心を心で癒やす心理カウンセラーをすすめてみてはいかがでしょうか。親も子供たちの夢を追うサポートができるよう、早くから情報収集に勤めておきましょう。