大企業へ就職しやすくなる
就職活動には「学歴フィルター」というものがあるとも言われ、多くの希望者が集まる企業などではあらかじめ一定のレベル以下の大学は書類選考で落としてしまうことが増えてきています。優秀な学生を確保したい、膨大な数の応募者の選別を合理的に行いたいなどの理由から「学歴フィルター」というものが、その賛否にかかわらず存在するのは事実です。
そのようなケースでも、「旧帝大」や「早慶上理」などの学生は優遇されることが多く、学歴フィルターを通過しやすい傾向にあります。そのため、他の大学よりも大企業に就職しやすくなるのです。
学費が私立よりも安い
大学進学の際に保護者として気になるのは学費の負担です。
大学種別 | 授業料 | 入学料 | 施設設備費 | 合計 |
---|---|---|---|---|
国立大 | 535,800円 | 282,000円 | - | 817,800円 |
私立大文系 | 758,854円 | 234,763円 | 157,246円 | 1,150,863円 |
私立大理系 | 1,071,560円 | 256,208円 | 190,565円 | 1,518,333円 |
私立大医歯系 | 2,896,848円 | 1,013,054円 | 883,026円 | 4,792,928円 |
(参照元:入学から卒業までにかかるお金(2)学費編|Benesseマナビジョン保護者版)
国立大へ進学した場合と、私立大へ進学した場合では負担が大きく異なります。学費だけで学校を選ぶわけではありませんが、大きな違いがあるということは知っておくべきでしょう。
幅広い学習ができる環境である
旧帝大には文系学部と理系学部が併設されており、受けられる授業の幅が非常に広くなっています。ほぼ全ての大学が他の学部の科目も履修できる制度を導入しているので、自分の学部だけではなくさまざまな分野の学習ができる制度になっています。また文部科学省から配布される研究費が莫大な金額であるため、研究機関の充実度も高いのが特徴です。
旧帝大に合格するには?
旧帝大は最難関と言われている国立大学です。合格するにはどのような対策を取ればいいのでしょうか?