四工大の魅力とは?偏差値や他大学との比較を徹底分析! - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

受験について調べていると、「四工大」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。四工大とは、東京都内にある4つの理工系大学のことを意味しています。そんな四工大の偏差値や同レベルの大学についても気になるところ。当記事では、四工大の概要と偏差値、他大学と比較した場合の序列について紹介します。

四工大とは、東京の4つの理工大学

四工大とは、正式には「東京4理工」と呼ばれる、東京都内の4つの理工学系大学の通称です。工学院大学、芝浦工業大学、東京電機大学、東京都市大学の4つの大学は、協定を結びながら授業や進学などにおいて、さまざまな連携を図っています。それでは、各大学の特徴について詳しく紹介します。

工学院大学(偏差値:50~57.5)

工学院大学は、創立130周年をむかえた歴史ある大学で、2019年4月には先進工学部に航空・宇宙分野の新専攻が新設されることが発表されました。新しい時代の変化に対応できる技術者や研究者を育てることを目的とし、「先進工学部」「工学部」「建築学部」「情報学部」の4学部が設置されています。

卒業生たちは産業界において活躍しており、有名企業に内定した在校生やOB達によるジョブサポーター制度など、就職活動に向けたサポート体制が整っています。また、気になる偏差値は50~57.5となっており、入試難易度は比較的高いと言えるでしょう。メインキャンパスは新宿キャンパスと八王子キャンパスの2つとなります。

工学院大学の偏差値・難易度は?学費・就職率・著名な卒業生も紹介

芝浦工業大学(偏差値50〜60)

1949年に設立された芝浦工業大学は、最先端の知識や技術を身につけ、エンジニアを育成する工業系総合大学です。「社会に学び社会に貢献する技術者の育成」をモットーに掲げており、「工学部」「システム理工学部」「建築学部」「デザイン工学部」の計4学部・16学科が設置されています。

国際社会で活躍する技術者を育成するため、海外留学やグローバル人材の育成を取り入れており、実習体験を重視した教育内容で、国際社会に役立つ技術力を持つ人材を育てます。キャンパスは埼玉の大宮キャンパス、東京の豊洲キャンパス、芝浦キャンパスの計3つとなります。また、気になる偏差値は50~60となっています。

芝浦工業大学の難易度・偏差値は?学費・就職率・就職先も紹介

東京電機大学(偏差値:40~52.5)

1949年に設立された東京電機大学は、2017年4月に東京千住キャンパスに「システムデザイン工学部」を開設、さらに工学部には3学科を新たに創設したほか、理工学部は2018年4月に生命科学系、機械工学系、電子工学系を設置し、新しい教育をスタートさせています。メインキャンパスは、東京千住キャンパスと埼玉鳩山キャンパスの2つとなります。

「システムデザイン工学部」「工学部」「理工学部」「工(第二部)学部」の計4学部・20学科では、実験・実習を重視した教育内容が徹底されており、高い就職率を誇っています。また、気になる偏差値は、40~52.5となっています。

東京電機大学の偏差値と難易度はどのくらい?学校情報も紹介!

東京都市大学(偏差値:45~55)

1949年に設立された東京都市大学は、「工学部」「知識工学部」「環境学部」「メディア情報学部」「都市生活学部」「人間科学部」の6学部・17学科から構成されています。最先端の工学技術だけでなく、人工知能(AI)、幼児教育、都市環境、原子力安全、医用工学など、特色あふれる6学部となっており、メインキャンパスは東京の世田谷・等々力キャンパスと、神奈川の横浜キャンパスの計3つとなっています。

前身校は1929年に創立された武蔵高等工科学校で、1949年に武蔵工業大学、2009年に東京都市大学に改称されています。四工大の中では唯一、都市生活学部や人間科学部といった文系の学部がある、工業系総合大学となっています。気になる偏差値は、45~55となっています。

東京都市大学について知りたい!偏差値・概要・口コミをご紹介