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名前のとおり、世界遺産についての知識が問われる世界遺産検定。しかし、検定の目的は受検者にただ知識を丸暗記させることではありません。文化についての豊かな教養を身につけることで、国際社会で活躍できる人材を育てることを目指している検定なのです。
この記事では、世界遺産検定の試験内容や対策などの基本情報に加え、就職活動や就職後の活用方法などをご紹介します。基本情報をもとに対策を打って、合格へ結びつけましょう。
もくじ
世界遺産検定とは?
世界遺産検定は、NPO法人世界遺産アカデミーが主催する検定です。2006年に検定試験が開始されてからは、1年に4回の検定試験が開催されています。
受検者の数は年々増加傾向にあり、2019年7月度の全受検者の数はおよそ10,000人にも及びました。年齢層も幅広く、小学生から60代以上まで多くの人が参加している検定です。
試験に出題される世界遺産の数は、受検級によって異なります。しかし、すべての級で日本はもちろん全世界の遺産が出題されます。自然遺産と文化遺産のどちらも対象であり、検定の勉強をしながら国際的な教養を身につけることができるでしょう。
参考
世界遺産検定の種類
世界遺産検定は、全部で5つの級に分けられます。4〜1級と、マイスターの5つです。4〜2級までは誰でも受検することが可能ですが、1級とマイスターは前の級に合格している人だけが受検を許されています。
試験の特徴として、解答方法の違いが挙げられます。4〜1級まではマークシート式ですが、マイスターは論述式であり問題数も3題のみです。
世界遺産検定は難しい?レベル・難易度について
5段階にレベル分けされているとはいっても、出題の範囲は世界中の遺産です。合格するのは難しいのでは? と心配になってしまう人もいるかもしれません。実際の合格率や勉強時間の目安から、世界遺産検定の合格難易度を見ていきましょう。
世界遺産検定の合格率
世界遺産検定の公式サイトによれば、2019年7月度の各級の認定率は以下のようになっています。
(受検申込者数の推移|世界遺産検定より筆者作成)
この回では最も合格率が高いのは4級、低いのは1級であるということが分かります。また公式サイトの「受検の目安」によれば、4級は受検者の2割程度が中学生以下の子供です。2級・3級は専門学校生や大学生の受検者が多いため、初めて受検する学生はどちらかの級から受検をするといいでしょう。
参考
世界遺産検定で合格に必要な勉強時間の目安
世界遺産検定に合格するために必要な勉強時間は、人それぞれ異なります。すでに世界遺産に関する知識には自信がある! という人の中には、数日程度の勉強時間で足りる人もいるでしょう。しかし、これから教養を身につけるために勉強をして臨むという場合は、1ヶ月以上の期間が必要な人もいます。
受検に当たって大切になることは、勉強時間の長さではありません。自分が「今の自分であれば、合格できる!」と自信を持てる状態で試験に臨むことができるよう、準備をする必要があるでしょう。