世界遺産検定を就職で生かすには?
それでは、世界遺産検定は就職でどのように生かせばいいのでしょうか? 就職活動の際のアピール方法を3つご紹介します。
3級以上を取得する
ご紹介したように、4級の受検者の約20%は中学生以下です。4級を所持しているだけではアピールポイントにはならないでしょう。就職活動で生かすためには、最低でも3級を取得するようにしましょう。
3級の合格率も比較的高く、大きな強みにはならないかもしれません。しかし、世界遺産に興味を持つだけではなく、検定資格の取得という行動をしたことの証となります。もしも検定について聞かれたら、今後も勉強を続けていきたいという意志を見せることで印象アップにつなげましょう。
資格取得の目的を明確にする
世界遺産検定の受検者数は、少しずつ増加しています。しかし、ほかの有名な検定と比較するとまだまだメジャーな検定と呼ぶことはできないかもしれません。そのため、なぜ世界遺産検定を受けようと思ったのか? という理由や目的を問われる可能性もあるでしょう。
目的を伝える際には、選考を受ける企業の業種や職種につなげられるように話すといいでしょう。単に「世界遺産について知りたいから」だけでは、知った上でどんなことをしたいのかを考えられていないと思われかねません。
具体的にどのような場面で活用したいと考えているのかまで話せるよう、取得の目的を明確にしておくといいでしょう。
気になる世界遺産へ実際に訪れる
世界遺産について勉強していれば、「行ってみたい!」と思える世界遺産がいくつか出てくるでしょう。もし可能であれば、実際に訪れてみるといいかもしれません。行動に移すことで、主体性をアピールすることができるでしょう。
世界遺産は日本にも数多く登録されています。海外へは行けないという場合でも、日本国内であれば比較的訪れやすい場所も多々あります。遺産への理解を深めるためにも、ぜひ国内の遺産を訪れてみてはいかがでしょうか?