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「さとり世代」という言葉をご存知でしょうか? 「ゆとり世代」から派生している世代とされており、実は自分自身の子も「さとり世代」の一員かもしれません。「さとり世代」とはどのような特徴を持った世代なのでしょうか?
当記事では、年齢や生まれ育った時代背景などから、さとり世代の特徴や、将来どのような大人になるのかなどについてご紹介します。
もくじ
さとり世代が持つ特徴とは?
「さとり世代」はどのような特徴を持っている世代なのでしょうか?
「さとり世代」に共通する特徴を6つまとめてご紹介します。
内発的な成長意欲が高い
「さとり世代」の特徴の1つに、成長意欲が高いという点が挙げられます。
国際コーチ連盟認定マスターコーチで、『人がおもしろいように育つホメシカ理論』(梓書院)の著者である野津浩嗣さんはインタビューの中で、「さとり世代」の特徴について以下のように述べています。
「そんな時代背景から『国や大人には頼れない』『自分の価値は自分で高めるしかない』という危機感を抱いているので、意外に思われるかもしれませんが、成長意欲はとても高いんです」
(引用元:ゆとり世代・さとり世代の後輩を上手に指導する方法は? ほめ方のプロ、ホメシカ先生が教える「サンドイッチ話法」|はたラボ)
ご紹介したように、「さとり世代」は非常に不安定な社会の中で成長してきました。そのようすを肌で感じてきた結果、「自分の力を高めなければいけない」という意識が働きやすくなっている可能性があるでしょう。
穏やかな人間関係を好む傾向
「さとり世代」の特徴の1つに、穏やかな人間関係を好むという点が挙げられます。野津さんは同インタビューの中で、以下のようにも述べています。
「自己表現を得意としつつも、誰の顔も立てることができ、愛想が良い印象です。」
(引用元:ゆとり世代・さとり世代の後輩を上手に指導する方法は? ほめ方のプロ、ホメシカ先生が教える「サンドイッチ話法」|はたラボ)
デジタルネイティブである「さとり世代」はオンラインにおけるやり取りには比較的慣れているでしょう。多くの人と触れるからこそ自己主張をしながら相手へ理解を示す、ということが得意である可能性があります。
また、インターネットを使用することで起こる「個人情報の流出」や「炎上」、「誹謗中傷」なども幼いころから気をつけるように言われています。その教えを守ろうと、インターネット上でのやり取りは穏やかであったり、過激な内容を控えていたりする可能性もあります。
この努力によって穏便な人間関係が生まれ、お互いに穏やかに過ごせるような配慮をし合うことができている可能性があるでしょう。
組織のためよりも自分のために行動
「さとり世代」の特徴の1つに、組織への貢献よりも自己成長を重視する、という点が挙げられます。野津さんは同インタビューの中で「さとり世代」の特徴について、以下のようにも述べています。
「自分が好きなことや気が向いたことにはのめり込むものの、興味がなければ触れようとしません。ですので、自分自身の目標達成のためには頑張るけれど、『組織の目標のために貢献しよう』という意識は薄く、自己犠牲の精神はあまり見られません。」
(引用元:ゆとり世代・さとり世代の後輩を上手に指導する方法は? ほめ方のプロ、ホメシカ先生が教える
恋愛にあまり興味がない
ひとりで過ごすことが苦ではなく、また一つの物事に対して熱い気持ちを持たないのが特徴のさとり世代の若者は、恋人を作ることや結婚することに執着しない傾向にあるようです。
しかし恋愛は自分自身を見つめなおし、成長する機会を与えてくれるものです。あまり淡白になりすぎずに恋愛に興味を持つことも時には大事であると言えます。
インドア派でSNSやインターネットが大好き
生まれた時からパソコンや携帯電話が身近にあるのは当たり前で、いまや悠々とスマートフォンを使いこなすさとり世代の若者たちは、SNSやインターネットが大好き。休日の楽しみの一つにSNSを挙げる人も少なくありません。
マイボスコム株式会社が2018年に行ったアンケート調査では、余暇の過ごし方として「家でゴロゴロする」「インターネットやタブレットを利用する」が上位にランクインしています。10~30代の1位は「家でゴロゴロする」と、やはりさとり世代はインドア派が多いようです。
また、生まれた時から不況の時代を生きてきた彼らは派手な出費を好まないので休日を家で過ごしても満足できるのです。