子供の自己肯定感を高める習慣とは?親ができる5つのこと ( 2 )

親ができる!子供の自己肯定感を高める5つの習慣

自己肯定感は、一朝一夕で養われるものではありません。こうすれば絶対大丈夫という特効薬もありません。1日1日、家庭での習慣や親の接し方によって形作られていくものです。ここでは、親が子供にできる自己肯定感を高める習慣についてご紹介します。

成果ではなくプロセスに着目する

子供の社会は、大人の社会とあまり変わりません。勝ち負けや順位などがあるため、親はどうしてもその「結果」に執着してしまいがちです。しかし、結果にだけこだわるのはいけません。

子供は褒められることが大好きです。それは、自分を認めてくれているという安心感を持てるからでしょう。この子供を褒めるという行為は、自己肯定感を養うのにとても効果的な方法です。

事象 避けたい対応 ぜひ取り組みたい対応
テストが80点だった
  • どうしてこんな簡単な問題ができないの?
  • あと20点で100点なのに!
  • 〇〇さんは100点取れてるのに
  • この間は65点だったから15点も伸びたね、頑張ったね。
  • 一生懸命勉強してたもんね、すごいじゃない!
試合で負けた
  • あそこでミスしなければ勝てたのに
  • もっと練習しないとダメだね
  • あそこのところのパスはすごい上手だったよ
  • 悔しいけど次は勝てるようにまた練習しようね

負けた・失敗したということは、誰よりも子供が一番よく分かっています。その気持ちを理解した上で、結果ではなくプロセスを褒めてあげてください。子供は子供なりに一生懸命頑張っています。まずは、その姿勢を認めてあげることが大切です。

他人と比べず「少し前の本人」と比べる

他人と比べることは、子供にとって大きなプレッシャーになります。日ごろ仲の良い友達でも、勉強のできる子・スポーツの得意な子などそのタイプはさまざまです。それが個性なのですから、他人と比べて優れているところ、劣っているところがあるのは当たり前のことです。それよりも、子供本人の「少し前」と比べてみてください。

漢字テストで目標点に届かなかったら、できなかったことを叱るのではなく、書けるようになった漢字を褒めてあげたり、字のていねいさを褒めてあげることができます。試合で負けたら、今まではできていなかった技ができるようになったことを褒めてあげると良いでしょう。

他人ではなく、できなかったころの本人と比べることで、「少しずつ上達しているんだ」「ちゃんと成長できているんだ」と感じさせてあげることが大切です。

不完全な親の一面も知ってもらう

いくら親といえども完璧ではありません。失敗もするし、落ち込むことだってたくさんあります。それは、人間なので当たり前です。親が失敗する姿を子供に知ってもらうことは、とても大切なことです。「その失敗からこうやって立ち直った」「失敗を糧にして頑張った」という姿勢を伝えましょう。

達成しやすいことを目標にする

目標を達成することは、子供にとってとても大切な経験です。ただし、あまりにも高い目標や遂行することが困難な目標は逆効果になります。

今まで50点だったテストの点数を、いきなり「次は100点取ろう!」とするのではなく、「50点以下にはならないようにする」「あと10点アップさせよう」など、達成しやすい目標に置き換えると良いでしょう。

子供ができると思えるスモールステップを設定し、少しずつ達成していくことで達成感を得ることができます。「できた」という体験を重ねるために、達成しやすいことを目標にしましょう。

感謝の気持ちを伝える

親が子供に感謝の気持ちを伝える機会は、なかなかないものです。心の中では思っていても、あえて口に出して「ありがとう」を伝えることは少ないと思いませんか?

子供がお手伝いをしてくれたとき、体調を心配してくれたときなど、日常のちょっとしたことで構いません。「ありがとう」「助かるよ」と感謝の気持ちをきちんと伝えるようにしましょう。お礼を言われて嫌な気持ちになる人はいませんし、親から「ありがとう」と言われたことで、子供はとても満たされた気持ちになります。