ゲームを選ぶときのポイント
以上のことをふまえて、実際にゲームを選ぶときに気を付けるべきポイントについて説明します。
区切りがつけやすいこと
ルールを設けても、それがうまく機能しなければ意味がありません。きちんと守らせるためには、ルールが適用しやすい形式のゲームを選ぶのが良いでしょう。例えば、時間制限や条件を子供に与えるならば、いつでも区切りやすいステージ形式のゲームが適しているでしょう。
家族と一緒に楽しめること
ゲームによって家族間の関係が希薄になってしまうことを避けるには、初めから家族みんなで楽しめるようなゲームを選択するのがおすすめです。対戦型のものや知識が必要なものであれば、自然に家族で集まる機会が増えるでしょう。単にゲームの悪い影響だけを考えるのではなく、大人も一緒に楽しんでしまうことで、メリハリがつけやすく、また絆を深めることにも繋がります。
知育に役立つおすすめのゲーム3選
ゲームはクリアするためにさまざまな課題を解決しなくてはならないため、遊びながらたくさんの能力を身につけることができます。また、遊ぶことだけを目的としたゲームではなく、脳トレや勉強を目的としたゲームも数多く開発されています。
最近ではデジタル教科書やタブレットを使用した学校の授業も珍しくありません。紙やペンでは集中して勉強できない子供もゲーム感覚で勉強するソフトがあれば、苦手意識を持たずに勉強することもできます。そこで、知育に役立つおすすめのゲームをご紹介します。
DS陰山メソッド 電脳反復 正しい漢字かきとりくん
書いた漢字が正しいか否かを瞬時にチェックすることができ、間違った漢字を何度も続けてマスの中に書くので書き取りよりも正確に覚えることができます。また、毎日練習した成果を試すテスト機能もついており、できたという達成感を味わうことで毎日の勉強が楽しくなります。
DS陰山メソッド 電脳反復 ます×ます百ます計算
エレベーター計算、虫食い算などはゲーム感覚で楽しいながら勉強することができます。また、暗算検定でも有名なフラッシュ計算もできるので、遊びながら暗算の能力をアップすることも可能です。大人の脳トレにもぴったりなので、家族でタイムを競ってやるのもいいでしょう。
「うっかり」をなくそう! 文章読みトレーニング 読みトレ
ゲーム形式の問題が1000問以上準備されており、知らないうちに夢中になりながら問題に取り組むことができるようになっています。習熟の度合いに応じて適切なレベルで問題を出題できるプログラミングとなっているため、うっかりミスをそのままにせず一歩ずつ着実に学習を積み上げていくことができるのも大きな魅力となっています。
まとめ:ゲームと上手につき合える子供にしよう
ゲーム機は現代の子供にはなくてはならない遊びのアイテムであり、ゲームを通して友人とのコミュニケーションを図ることもできます。また、注意力や集中力、記憶力、論理的な思考力など、さまざまな能力を向上させるのにも効果的です。しかし、その一方で、視力の低下やゲーム依存などのデメリットがあることも事実です。
子供が大好きなゲームで楽しく遊ぶためには、ゲームをする時間やそのほかにやらなければならないことを守るなど家庭でのルール作りが必要です。ゲームを買い与えてそのまま放置するのではなく、ゲームと上手につき合える子供に育つよう親がきちんとサポートしてあげましょう。
参照
※1:子供のしつけは「つ」がつく時期まで