小数点がある掛け算マスターへの道
最後に、小数点の掛け算マスターになるための3つのステップをご紹介します。小数点がある掛け算は、これまでの計算とはひと味違います。最初はできなくて当たり前。焦らず進めていくことをおすすめします。
小数点がある掛け算が自力でできる
小数点がある掛け算の問題を自力でできるようになるのが最初のステップです。学校の教科書の練習問題や計算ドリルを使って自力で解いてみましょう。以前に解いた問題でも大丈夫です。小数点がある掛け算を、筆算で解くことができれば次のステップに進むことができます。
なぜ自力ですることにこだわるのでしょうか。それは、自力でできたときに初めて楽しさや自信を持つができるからです。子供自身がそう感じることが大切です。大人にヒントをもらってできたり、答えを見て解くのでは、楽しさや自信は得られません。
学習に対するモチベーションを左右するポイントですから、隣りで勇気づけて、見守ってあげてください。
小数点がある掛け算が自力で早くできる
自力で解くことができたら、とにかく練習です。小数点のある掛け算にも、小数×整数や2桁の小数×2桁の小数、3桁の小数×2桁の小数、答えが「0.0……」となるものなど、さまざまなタイプの計算があります。
自力で解くことができたら、同じタイプの練習問題をどんどんこなしましょう。10問中1、2問しか間違えなくなってくると少しずつ自信がつき、そして飽きてきます。飽きてきたなと感じたら、違うタイプの練習問題を提示して、メキメキ自信をつけてあげてください。Web上には、無料でダウンロードできる練習問題が多数あります。そのうちの1つを参考に載せますので、必要に応じて活用してください。
参考
小数点がある足し算、引き算、掛け算ができる
最後は、小数点がある足し算、引き算、掛け算が混在した問題を練習します。足し算だけの問題や掛け算だけの問題を解くことができても、交互に出てきたりするとできないものです。
また、小数点のある掛け算の次に学習する小数点の割り算は、足す、引く、掛けるの3つの要素が全て含まれています。だからこそ、掛け算がスムーズにできるようになった段階で、一度まとめておきましょう!
まとめ
小数点のある掛け算は、ここまで学習してきた小数点のある足し算や引き算とはやり方が違います。これまで使ってきたやり方が通用しないので、戸惑うことが多いのは確かでしょう。だからこそ、たくさん問題を解いて、少しずつ理解を深めていく時間を取る必要があります。子供に「できる」という自信がつくよう、ポジティブな言葉かけを意識してサポートしてあげてください。
参考
【小5 算数】 小5-8 小数のかけ算① ・ 筆算のやり方|YouTube
小数×小数のかけ算のやり方|大人の学び直し算数、計算のやり方解説【無料】
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