算数の難関!小数点のある掛け算のやり方とマスターへの道

5年生になって学習する小数の掛け算は、多くの子供が引っかかりがちなポイントの一つです。なぜなら、これまでに学習した小数の足し算と引き算とは、計算の仕方が異なるからです。また、「小数」は「整数」のように身近な存在ではありません。だからこそ、少しずつ慣れていく必要があります。今回の記事では、小数点のある掛け算をマスターするための方法をご紹介します。

小数点がある掛け算のやり方

小数点がある掛け算は、筆算で計算するのが一般的です。小数は2桁以上の数の計算が大前提になっているため、九九のように暗算で解くのが難しいからです。ここでは、小数点がある掛け算を筆算で解く方法を3つのステップに分けてご紹介します。

式を筆算にする

小数点がある掛け算は、まず筆算を書くところから確認します。これまでに学習してきた小数点のある足し算や引き算は、小数点の位置を合わせて筆算にしますが、掛け算は小数点の位置ではなく右端を合わせて筆算にします。

上記の2.8×3.4のように、2桁同士の計算であれば気付きません。しかし、8.93×2.6のように、桁が異なる数字の計算になると、足し算や引き算のように小数点の位置を合わせてしまう間違いが起こります。そのため、最初の段階で、小数点がある掛け算は右端を合わせて筆算にするよう教えましょう。

小数点を考えずに計算する

筆算にしたら、小数点は考えずに整数同士の掛け算だと思って計算します。小数点は後から付ければいいので、実際に掛け算をするときは、小数点は考えません。2.8×3.4を例に実際に計算してみましょう!

2.8×3.4の小数点を考えずに計算すると、28×34になり、答えは952となります。

出た答えに小数点を加える

最後に、出た答えに対して、小数点を加えましょう。小数点の位置を決めるのは、計算した2つの数字の小数点が右端から数えて何桁目の位置であるかによって変わります。例題の2.8×3.4だと、2.8は1桁、3.4も1桁です。

この2つの数字の「1桁」と「1桁」を足すと2桁になります。筆算で出た答えの「952」という数字を見て、右端から2個目のところに小数点を打ちます(9.52)。「桁」という説明が難しいと感じたら、「個」と数えると親しみやすく、おすすめです。

この数え方を桁数の少ない計算から、練習して身につけると、桁が増えても問題なく対応することができます。