毎日の食事が脳を育てる!育脳に必要な栄養素とは? ( 2 )

賢い脳を作る栄養素

それでは、賢い脳を作るにはどのような栄養素を取れば良いのでしょうか? ここからは、育脳に必要な栄養素をご紹介していきます。毎日の食事に取り入れて、お子様の脳の成長をサポートしましょう。

タンパク質

脳の40%はタンパク質でできており、脳に欠かせない栄養素の1つです。また、タンパク質は神経伝達物質の材料にもなります。神経伝達物質は脳内で情報のやり取りを行う物質で、これが増えると記憶力や思考力がアップすると考えられます。

タンパク質が多く含まれる食材は、肉、魚、大豆、卵、牛乳、チーズなどです。肉は脂肪を取りすぎないよう、むね肉やささみ、豚ヒレ肉などがおすすめです。

ブドウ糖

ブドウ糖は脳のエネルギー源となります。脳はブドウ糖以外の栄養素をエネルギーにすることができず、睡眠中も休むことなく消費し続けています。ブドウ糖が不足するとイライラや集中力低下の原因となるため、毎食きちんと取ることが大切です。

しかし、白砂糖など血糖値が急激に上がる食材は、体への負担が大きくなります。肥満の原因にもなりますので、砂糖が多く使われたお菓子やジュースなどは控えめにしましょう。食後ゆっくりと体内に吸収され、血糖値がゆるやかに上昇する食材を選ぶことがポイントです。おすすめの食材は、玄米、雑穀米、ライ麦パン、さつまいもなどです。

ビタミンB1

ビタミンB1は、脳でブドウ糖が代謝されるときに必要な栄養素です。ビタミンB1が不足すると、脳はブドウ糖をエネルギーとして使うことができなくなるので、ブドウ糖とあわせてとっておきたい栄養素です。

ビタミンB1が多く含まれる食材は、豚肉、レバー、ごま、のりなどです。長ねぎや玉ねぎなどに含まれるアリシンは、ビタミンB1の吸収を良くする効果があるので、一緒に取るのがおすすめです。

DHA・EPA

頭が良くなる栄養素として知られているDHA、EPAは、脳の神経細胞の成長を促進させる効果があります。体内で作ることができない栄養素なので、積極的に食事から取るようにしましょう。多く含まれている食材は、マグロ、イワシ、サバ、サンマなどです。

魚がいいとわかっていても、子供が食べてくれない、調理が面倒などの理由で、食卓にのぼる機会が少ない家庭もあるでしょう。そのような場合は、水煮缶やツナ缶、DHA・EPA入りのふりかけ、魚肉ソーセージなどの食品を利用してみましょう。子供が食べやすい、しらすもおすすめです。

レシチン

レシチンは細胞膜を構成する成分で、神経伝達物質の材料になります。レシチンを摂取することで、脳内の情報伝達機能が向上し、記憶力や集中力のアップが期待できます。

レシチンが多く含まれている食材は、大豆と卵黄です。レシチンと相性の良いビタミンEが多く含まれる、カボチャやアボカド、モロヘイヤなどと一緒に取ると効率良く摂取することができます。