海外でおこなわれているギフテッド教育
日本にギフテッドという言葉が入ってきたのはごく最近のことですが、海外では古くから知られ教育もされてきました。国によって教育方法に違いはありますが、主に下記のようなものがあります。
飛び級や飛び入学
能力が認められると早い段階で学校へ入学できたり、学年をスキップしたり、卒業を早めたりすることができます。日本でもこの制度を利用する学校は増えてきています。
高いレベルの課題を与えられる
通常の授業はほかの生徒と一緒に受けますが、強く興味をもった分野についてはより高度な課題が与えられます。また、本人の能力分野に合った大会への参加を支援し、才能を発揮できる機会を用意します。
大学での集中講義が受けられる
数学や言語の能力を測るテストを受け結果が認められると、ギフテッドのために用意されたキャンプや集中講義に参加できます。各大学で夏休みを利用した大きなイベントとなっており、ハーバード大学、ジョンズホプキンス大学などが主催学校になっています。
2つの学校に籍をおいて学ぶ
2つの学校で学ぶシステムです。通常は友達と同じ学校で一緒に授業を受けますが、ある時間はギフテッドが集まる学校で専用の授業を受けるというものです。さまざまなプロジェクトや課題が用意され、敏感な感性のある子供への援助もそこでおこなわれています。
まとめ:個性に合わせた教育で才能を伸ばす
子供の長所を見つけその力を伸ばすことは教育上良いこととされていますが、ギフテッド教育はその最たるものです。海外のような特別なプログラムを見つけることは難しいかもしれませんが、周囲にそのような子供がいたときは、興味があることや好きなことに触れる機会を増やし、その能力を伸ばす手助けにしてみてはいかがでしょうか。