アプリを使って覚える!
アプリは親世代にはあまりなじみのない学習法ですが、音や映像の特性を利用して楽しく学習できるというメリットもあります。ここでは九九を覚えるためのおすすめのアプリを2つご紹介します。
算数忍者〜九九の巻〜子供向け学習アプリ
主人公の忍者が3択クイズ形式で九九を解いていく学習アプリです。アニメーションや音声で楽しみながら覚えられるようになっています。全コンテンツを利用するには追加課金が必要ですが、課金なしでも9の段まで学習できます。
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たこさんすうのロックで九九
陽気なたこさんウインナーのキャラクターと一緒に九九を音で学ぶアプリです。音楽と「九九読み上げ音」に合わせて覚える「トレーニングモード」と、クリアすると次のミッションに挑戦できる「ちょうせんモード」などがあり、ゲーム感覚で九九が覚えられます。
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遊びながら覚える!「サイコロかけざんランド」
遊びながら掛け算や九九がマスターできると評判なのが「サイコロかけざんランド」です。10面体のサイコロ2個を同時に振って、出た目を掛けてゴールを目指します。九九と10×10の計算が練習でき、1人でも2人でも遊べます。すごろくゲームの感覚で掛け算に取り組めるのが魅力です。「かずのひょう」や「練習カード」などが付属しており、苦手な部分も集中的に学習できます。
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掛け算九九の基本的な覚え方
掛け算の九九はどのように覚えれば良いのでしょうか。ここでは基本的な覚え方をご紹介します。
九九表を音読!声に出して覚える
「2×2=4(ににんがし)」などと九九を音読して覚える方法です。音読する際は九九表があると便利でしょう。ただし、九九の読み方は全国各地で多少異なることがあるようです。九九表には一般的な読み仮名が振られていますが、地域や先生によっては違う読み方をすることもあります。もちろん読み仮名の違いは九九の計算に影響しません。もし、お子さんが気にしているようなら「違う読み方もある」ということを教えてあげるといいでしょう。
練習問題やカードで記憶を定着させる
インプットした知識は、アウトプットすることでより定着しやすいとされています。そのため、九九をだいたい覚えたら、練習問題やカードに取り組むといいでしょう。「ぷりんときっず」には、無料でダウンロードできる練習問題があります。難易度は簡単・普通・難しい・最強の4種類。お子さんの理解度に合わせて学習できます。
九九の答えは36個?子供が覚えやすいやり方でOK
掛け算九九には全部で81個の答えがありますが、すべて覚える必要はないとする考え方もあります。なぜなら「2×3」と「3×2」など、同じ数字の組み合わせの場合は答えが同じになるからです。
多文化共生や日本語教育などの事業を実施する任意団体「たぶんかどんぐり」の山田氏は同団体の公式ブログで、以下のように述べています。
では、いくつ覚えればいいかというと、
「1」を含むかけ算(1の段)は計算しなくても分かるので外すとして、
「2」から「9」までの8種類の数を、
2つ取り出す場合の組み合わせの数だけとなります。
その際、3×3のように同じ数を取り出す組み合わせも1つとしてカウントします。
これは数学でいう「重複組み合わせ」(記号H)で求められるんですが、
普通の「組み合わせ」(記号C)に変換してこのように計算します。
(参照元:かけ算九九は36パターンだけでOK |たぶんかどんぐり+)
山田氏が行った計算では、重複している組み合わせは全部で36個になりました。実際に表にして確かめると、この数が正しいことがわかるでしょう。
「たぶんかどんぐり」のこちらのページから、掛け算九九を最低減の組み合わせで覚えるためのカードを無料ダウンロードできます。「効率的に九九を覚えたい」「子供の負担を減らしたい」と考えるなら、こちらのカードを利用して暗記してもいいでしょう。
参考
「これだけかけざん36」/かけ算九九を最低限の組み合わせで覚えるカード|たぶんかどんぐり+