掛け算九九はどうやって覚える？便利なアイテム11選と教え方のコツ - cocoiro（ココイロ）

九九を教えるときのコツ

親が子供に九九を教えるときのコツをご紹介します。

九九表には読み仮名を書く

「いんいちがいち」「いんにがに」など、九九の読み方は独特です。初めて耳にする子供にとっては「？」となることも多いでしょう。学習中に「これは何て読むの？」となると集中力が切れ、いちいち止まっていては九九自体が嫌になってしまうかもしれません。慣れるまでは九九表に読み仮名を書いておくと、子供の負担を減らせるでしょう。

イライラ厳禁！プレッシャーをかけるのはNG

九九の暗記がなかなか進まないと、「子供のやる気が足りないから？」「もっときちんと教えなければ！」と親御さんも焦りがちです。マンツーマンでつきっきりの指導をしたところで、子供の理解度や暗記速度には個人差があるもの。「どうして覚えていないの」「ここまで覚えなければ遊んではダメ」など、つい口に出してしまいそうですが、そこはグッと飲み込みましょう。

脳の仕組みから記憶力を考えたとき、興味や好奇心を持って学習すると効果的だという意見もあります。そのためにも、まずは親がイライラしないこと。プレッシャーをかけずに、一緒に楽しみながら取り組むといいでしょう。

参考

こうすれば記憶力は高まる！～脳の仕組みから考える学習法 | WAOサイエンスパーク

「できたら褒める」を徹底する

九九は「どれだけ覚えたか」が重要になるため、前回より1つでも多く記憶していたら、その都度きちんと褒めましょう。「もっとたくさん覚えないと！」と焦らず、「すごいね！　前よりレベルが上がったね」と頑張りを認めることで、子供は「頑張ればできる」と自信を持つことができます。もし暗記力が停滞していたり、下がっていたりしても、「なぜ？」と嘆くのではなく、暗記しているところを再確認しましょう。「ここまで覚えられたのだから、もう少しだね。頑張ろう！」とポジティブなメッセージを送ることで、子供はやる気が出るはずです。