小学生が門限を守るために
ここからは、門限を決める際の留意点や門限を守る方法を紹介します。
門限を決める際の注意点
ご家庭で門限を決める際は、門限があることの意味や設定した時間の理由などを子供に伝え、門限の許容範囲をあらかじめ決めておくことが大切です。
門限があることの意味を説明
門限を決める際の対応法の1つ目は、門限があることの意味を子供に説明するということ。
- 外が暗くなることへの危険性
- 約束を守ることの大切さ
以上のことを説明し、門限があることの意味を子供にしっかりと伝えていくことで、子供は門限に対する理解を深めていき、門限を守ることへとつなげていきます。門限の意味を伝える際は、子供が理解しやすくなるよう、できるだけ具体的で分かりやすい説明をすることを心がけていくといいでしょう。
設定した時間の理由を説明
門限を決める際の対応法の2つ目は、設定した時間の理由を子供に説明するということ。
- 17時は外が暗くなる時間だから
- 地域のチャイムの鳴る時間に合わせている
- 夕ご飯の時間に遅れないため
門限の意味や家庭ごとに設定した門限時間の理由を子供に説明していくことで、子供は、どうして門限がこの時間であるのか、この時間に家に帰ることの重要性などをしっかりと理解していくことができます。子供に説明をする際は、門限の意味と同様に、分かりやすく具体的な説明を心がけていくとよいでしょう。
門限の許容範囲を決めておく
門限を決める際の対応法の3つ目は、門限の許容範囲を決めておくということ。門限の10分以内は遅れても許容範囲とするなど、あらかじめ家庭で設定しておくことはとても大切なことです。
門限の時間を気にするあまり、子供が門限に1分でも遅れると極端に叱ってしまうという家庭もあるかもしれません。しかし、門限を守れなかった子供が、本当は一生懸命に決められた時間を守ろうとし、走って帰ってきていたということも多くあるでしょう。
5分や10分以内であれば、余計に叱ることはやめておこうと親が決めておくと、親にとってもブレーキがかかっていいでしょう。