門限を守るため家庭でできること
子供が門限を守ることができるよう、家庭で工夫をしていくこともとても大切なことです。
アラームなどの音を利用する
門限を守るための対応法の1つ目は、アラームなどの音を利用するということ。地域のチャイムや子供の所有する携帯電話のアラームなどの音をうまく利用し、子供が門限を守れるように工夫しましょう。地域のチャイムを帰る合図にすることは、子供にとっても分かりやすい方法でしょう。また、子供が持つ携帯電話のアラームをあらかじめ門限時間の10分前や15分前に設定しておくことで、子供は、アラームを合図に家に帰ることができます。このようにご家庭では、積極的に音を利用し、子供が門限を守れるよう動いていくといいでしょう。
遊んでいる家の保護者にあらかじめ連絡をする
門限を守るための対応法の2つ目は、遊んでいる家の保護者にあらかじめ連絡をするということ。子供が遊んでいる家の保護者に、「門限があるので、この時間には家に帰るように促してほしい」などと連絡をし、伝えていくことが大切です。そうすることで、遊んでいるお友達の家では、うまく子供が帰るように対応してくれるでしょう。あらかじめ連絡を入れておくことは、門限を守ることにつながっていくでしょう。
門限を破った際の対応法
子供が門限を破ってしまった際の対応も大事です。正しく対応をすれば、同じことを繰り返さず、子供も次第に門限を守るようになっていくでしょう。
怒る前に理由を聞く
子供が門限を破ってしまった際の対応法の1つ目は、怒る前に理由を聞くということ。門限に遅れて、家庭で頭ごなしに子供を怒ってしまうということはよくあることです。しかし怒る前に、子供にしっかりと門限に遅れた理由を聞いていくことが大切です。
遅れた理由を聞けばこれからご家庭でどのように対処していけばよいのかが見えてくることもあります。また、子供自身も頭ごなしに怒られるよりも親に対して素直になりやすく、反省しやすくなるということがあります。そのため、子供が門限を破ってしまった際は、まず最初に、子供に理由を聞くということを心がけていくとよいでしょう。
心配な理由を伝える
子供が門限を破ってしまった際の対応法の2つ目は、子供に心配な理由を伝えるということ。親が子供のことを心配している理由をしっかりと伝えていくことで、子供は、親の気持ちを理解しやすくなり、門限を守らなければならないと自覚していきます。理由を伝える際は、「家に帰るのが遅くなると、どのような心配があるのか」を伝えるべき。できるだけ具体的に分かりやすく心配な理由を伝え、子供が理解しやすくなるように心がけていくとよいでしょう。
遅れそうな時は家へ連絡させるようにする
子供が門限を破ってしまった際の対応法の3つ目は、遅れそうな時は家へ連絡させるようにするということです。子供が遅れそうな時は、家に連絡させるように子供に伝えていき、連絡を入れることを習慣化していくのが大切。携帯電話を所有している子供には、携帯電話で一度家に連絡を入れる、友達の家にいる時は、友達の家から自宅に連絡をさせてもらうなどしましょう。遅れそうなときは家へ連絡することを習慣づけ、連絡をすることの大切さを理解させていきましょう。
おわりに
小学生の門限について解説しました。ここまで説明してきたように、小学生の門限に関しては、親子でしっかりと意思疎通をし、約束を守ることの大切さを伝えていく必要があります。子供の門限について改めて考えていきましょう。
参考
【クエスチョン調査結果】何かあってからでは遅い!我が家の門限事情|マチプレ
「小学生の放課後の過ごし方に関する保護者アンケート」結果概要
戦略子育て: 楽しく未来を生き抜く「3つの力」の伸ばし方 – 三谷 宏治 | Google ブックス