「小学生の門限の適正な時間はどのぐらいなのだろうか?」「門限を子供に守らせるにはどのようにしたらよいのだろう……」など、小学生の子供を持つ家庭では、門限の時間やその対応法について悩むことも多いでしょう。
適切な門限の時間や正しい対応法を知ることで、ご家庭で門限について改めて考えるきっかけとなり、子供が門限を守ることへとつながり、ご家庭での親子関係がより良いものになっていくことも多くあります。今回は、小学生の門限の時間や門限への正しい対応法について詳しくご紹介していきます。この記事が、小学生の子供を持つご家庭での参考に少しでもなれば幸いです。
もくじ
小学生の門限の時間
小学生の門限の平均的な時間がどのぐらいであるかは、どの親であっても知っておきたいことでしょう。ヨムーノに掲載された調査「イマドキの門限事情」をもとに、まずは小学生の門限時間の平均時間などをご紹介します。
17時が平均的な時間
下の表を見て分かるように、小学生の門限時間で多かったのは17時。そして、中学生、高校生と子供が大きくなるにつれて、18時、22時と門限も遅くなる傾向にあります。また、小学生の子供を持つ家庭では、約半数が門限を設定しているのに対し、中学生、高校生では、門限の時間を設定している割合が、約10%減っていくことが分かっています。
子供の成長に合わせ、多くのご家庭が、門限時間を柔軟に変えているということが分かります。
【年代別に見た門限時間に対する親の回答の中で最も多かった答え】
小学生の子供を持つ家庭の門限時間 | 17時 |
中学生の子供を持つ家庭の門限時間 | 18時 |
高校生の子供を持つ家庭の門限時間 | 22時 |
(イマドキの門限事情|ヨムーノ より筆者作成)
夏場は門限が伸びる傾向へ
夏場は、小学生の門限も18時ごろまでと長くなる傾向にあります。これは、日が落ちるのが遅く、門限時間を外が暗くなるのに合わせているというのが主な理由。季節によって柔軟にルールを変え、対応しているご家庭が多いということが分かります。