思考力、判断力、表現力など
文部科学省ではプログラミング教育で育む思考力、判断力、表現力等について、「発達の段階に即して、プログラミング的思考を育成すること。」としています。
プログラミングをする際には、目的を達成させるにはどんな表現をすればいいか、その表現をするにはどのような方法があるか、方法が複数ある場合にはどれが最適かなどについて考えます。
このような思考体験を失敗を重ねながら繰り返し行うことで、子供はプログラミング的思考を身につけることができます。
学びに向かう力、人間性など
文部科学省ではプログラミング教育で育む学びに向かう力、人間性等について、「発達の段階に即して、コンピュータの働きを、よりよい人生や社会づくりに生かそうとする態度を涵養すること。」としています。
これからの社会において、情報技術の活用は避けては通れません。そのためには情報技術について学ぼうと思う意欲、情報技術とどのように付き合っていけばいいかという人間性が求められます。
まとめ
小学校でプログラミングの授業を導入する目的は、プログラミング的思考を身につけ、情報技術を活用して社会をよりよくするためです。
プログラミング人材が不足しているのはたしかですが、プログラミングの授業をするのはプログラミング人材を増やすためではなく、ほかの職業でも役に立つプログラミング思考を身につけるためです。
時代の流れと共に必要とされる能力も変化していきますが、それに適応できるように子供をあたたかくサポートしてあげましょう。