子育てに疲れたママへ。育児ストレスをため込まないの4つの解消法

目に入れても痛くない。そんなことわざがあるように、子供は昔から可愛がられて育てられてきました。しかし、現実は育児ストレスを抱える父親・母親の方が多いのです。そんな親たちはどのようにして育児ストレスを解消しているのでしょうか。効果的な4つのストレス解消法を解説します。また、日々ハッキリと自覚できないまま溜め込んだ子育ての疲れの原因を知ることでストレスを軽減しましょう。家族の笑顔はお互いへのちょっとした思いやりで取り戻すことができます。

育児ストレスをためない4つの方法

住宅・不動産専門サイトのオウチーノ総研が行った「『子育て』に関するアンケート調査」において、育児ストレスを感じたことのある父親59.5%、対して母親は84.0%もいることが分かりました。多くの子育て世代の親が感じてしまう育児ストレスですが、世の中の親はどのように対処して日常をうまく乗り越えているのでしょう。同調査の『育児ストレス』対処法についてのアンケート回答結果から、育児ストレスをためないで解消する方法を4つご紹介します。

方法1:よく食べよく寝る

育児ストレスが肉体的・精神的な疲れからくる場合は、次の解消法がおすすめです。

【疲れやストレスを軽くする気分転換方法】

疲れをとる事 父親の場合 母親の場合
睡眠をとる 22.9% 29.8%
美味しいものを食べる 8.7% 23.3%
外の空気を吸う 5.8% 9.8%
泣く 1.1% 3.7%

育児ママのストレス解消相手は、夫よりママ友!?|ヨム―ノより筆者作成)

肉体的な疲労を回復するのは、やはり「よく食べ、よく眠る」という方法です。栄養素をしっかり補って、よく眠ることは元気な体を作る基本です。

精神的な疲労を回復するのは、外に出たり泣いたりすることのようです。子供と二人きりで家にいるのに疲れたら外へ出て、お互いの気持ちや興味を分散させることはいい方法でしょう。

泣くことは睡眠と同じリラックス効果があり、最近では泣いてストレスを発散させることを「涙活(るいかつ)」とも呼びます。涙活で大切なのは、心を動かされたときに流す情動の涙です。ポジティブな感情で流す涙のうち、特に他人の経験に共感して泣くことはとても良いストレス解消効果があるといわれています。

方法2:友達とおしゃべりをする

【友達と話す方法】

話す相手 父親の場合 母親の場合
子育て仲間 2.5% 24.5%
友人 1.8% 12.3%
配偶者 32.7% 18.1%

育児ママのストレス解消相手は、夫よりママ友!?|ヨム―ノより筆者作成)

父親が母親とコミュニケーションをとる(父32.7%、母18.1%)ことを育児ストレスの解消法にしているのに対して、母親は子育て仲間であるママ友との会話や相談で育児ストレスを解消しているのが分かりました。

一人で子育てをする「孤育て」から脱却する方法として、日本公衆衛生雑誌に、母親には家族や友達とのソーシャルネットワークやソーシャルサポートが重要だという研究結果が掲載されています。

夫(パートナー)との会話時間が長いほど,ママ友達や友人とあう頻度が少ないほど,また,,実父母・ママ友達・友人からのソーシャルサポートが低いほど,孤独感が高かった。

(引用元:乳児を持つ母親の孤独感と社会との関連について(2013/12/15)|第60巻 日本公衆衛生雑誌 第12号、P735

つまり母親にとっては、配偶者や親族などの身近な子育て協力者との会話よりも、悩みを相談・共感できるママ友や友人との会話のほうが育児ストレスを解消できるかもしれないということです。

ママ友は、付き合うのが面倒なこともあることから苦手に感じる人もいるでしょうが、気のおけない仲間を見つけられた場合はお互いに最高のストレス発散になることでしょう。

方法3:自分の時間をつくる

【自分の時間の楽しみ方】

楽しい事 父親の場合 母親の場合
一人の時間を作る 18.5% 22.7%
趣味に没頭する 8.0% 8.6%

育児ママのストレス解消相手は、夫よりママ友!?|ヨム―ノより筆者作成)

子供を預けて自分一人の時間を作ることでストレス解消につながります。好きな趣味がある場合はそれに没頭するのも効果的です。

ただし、元気で健康に働くための情報を提供する産業保健新聞では、無趣味な場合は趣味を無理に作る必要はないと提案しています。

大人の放課後は、貴重な時間。

「有効活用」しようとして、何かを無理に詰め込む必要はありません。

続くかどうか分からないようなことを始めるよりは、日々の生活の中で愉しみを見つけてはいかがでしょう。

(引用元:趣味を無理につくらない「大人の時間活用法」|産業保健新聞

自由時間を有効活用しようと張り切れば逆に疲れてしまいます。自分をいたわる時間を確保できるようにするといいでしょう。

方法4:身近な人を頼る

【困った時に頼る相手】

頼る相手 父親の場合 母親の場合
配偶者 11.3% 16.9%
実親 7.6% 12.9%
義親 2.5% 2.8%
専門家 0.7% 1.8%

育児ママのストレス解消相手は、夫よりママ友!?|ヨム―ノより筆者作成)

困ったときに頼りになるのは、やはり配偶者です。子供にとっての直接的な保護者同士で協力し合っていることが分かります。

また、母親の実家に頼ることが多いことが分かりますが、母親は実の母親に頼る傾向にあることが、第一生命の「祖父母による孫育て支援の実態と意識」調査結果から分かっています。また、同調査から、頼られた実家の両親(祖父母)は、子育ては親自身が行うべきだが、たとえ孫育てが大変でも我が子(親)が困っているならば引き受けるべきだと考えていることが分かりました。