中1ギャップとは?原因と予備軍、対策法についても紹介 ( 2 )

中1ギャップになりやすいタイプとは?

この章では、中1ギャップになりやすいタイプについて解説します。

完璧主義タイプ

生活面でも「完璧」でないと気がすまないタイプは、中学校に入っても「完璧」に力を入れる傾向があります。そのため保守的になり、新しいことにチャレンジできなくてもどかしい気持ちになることがあります。その積み重ねによって、ストレスが蓄積されていきます。

自信家タイプ

小学生のときに野球やサッカーで主力メンバーとして活躍していた子に多いのが、部活動に対する失望です。下級生のうちは基礎練習しかさせてもらえない部活に入ってしまうと、雑用に回され、やる気をなくすこともあります。

ほかにも、自分よりスキルの低い先輩がレギュラーで試合に出られるのに、スキルの高い自分が参加できない立場となったとき、プライドが傷つけられることがあります。理想と現実の違いに悩み、自信をなくしてしまうのです。

優等生タイプ

小学校で成績が良く、いわゆる優等生だった子が陥りやすいのが、中学校に入って思うように成績が取れず悩んでしまうケースです。難易度が上がった授業内容に焦りや戸惑いを感じてしまうようです。

ほかにも、受験で偏差値の高い学校に合格して進学した中学生のなかには、学年で順位が下がってしまったことに落ち込む子がいます。これまで「優等生」で通っていた子供が、自信をすっかりなくしてしまうのです。

順風満帆タイプ

小学校まではトラブルもなく順風満帆に過ごしていた子が、中学校に入ってから失敗をしたり、トラブルに巻き込まれたりして壁にぶつかってしまうことがあります。それを回避するには、小学生のうちから「失敗」を自分の力で乗り越える環境を親たちが作ってあげることが大切です。

内向的なタイプ

小学生のときから内向的なタイプは、複数の小学校から生徒が集まった中学校という環境に馴染むことにも消極的になりがちです。そして、次第に先生や同級生と距離を置くこともあります。このような内向的なタイプの子供に対しては、小学校のうちから周りが気を配り、フォローしてあげることが必要です。

中1ギャップにならない家での対策法

中1ギャップになりやすいタイプは、前述したとおり、優等生や自信家、内向的な子……と、さまざまです。したがって、置かれた環境によってだれでも起こりうる現象と言うことができます。

それを未然に防ぐには、親やまわりの大人が、子供の良い行動(家のお手伝いや買い物、弟や妹の世話など)に対し、「ありがとう」「助かった」というポシティブな言葉をかけてあげることが大切です。

ほかにも、親子の連絡ツールとしてLINEなどの機能を使えるのであれば、お礼のメッセージを入れるのもおすすめです。このような言葉の積み重ねで、子供が自己肯定感を持つようになり、心の成長を促します。