【小学生向け】勉強ができない子の特徴・できるようになるコツとは? - cocoiro(ココイロ) - Page 2

勉強ができるようになるコツ5選

せめて学校の勉強だけでもきちんと理解してほしい……親であれば、子供が勉強についていけない状況をなんとか回避したいものです。ここでは、勉強ができるようになるコツを5つご紹介します。声かけや動機づけなど、できることがあれば実践してみましょう。

復習をする習慣をつける

知識の定着は、1回だけ教えてもらったのではなかなかうまくいきません。学校で教えてもらったことをもう一度家で復習することで、分からなかったことが理解できることもあります。学校の主要教科に関しては、帰宅後にドリルや教材などを使って復習する習慣をつけましょう。

まとめてたくさんやるのでは子供の負担になってしまいますので、毎日少しずつやるようにするといいでしょう。今日やったことを今日のうちに……という習慣がつけば、忘れてしまうことも少なくなります。

勉強をする環境を整える

子供はどこで勉強をしていますか? 近年では、リビングに机を置いて親の目の届くところで勉強をさせるというご家庭も増えてきています。確かに分からないところをすぐに教えてもらえる、親が子供の勉強している状況を把握できるというメリットはありますが、果たして勉強がしやすい環境になっているでしょうか?

ほかの家族がゲームをしたりテレビを見ていたり、またはスマホをいじっていたり……このような集中できない状況になっていると、子供は勉強に身が入りません。特に兄弟姉妹がいる場合は要注意です。勉強をしている横で大好きなテレビを見られては、気になって勉強どころではなくなってしまいます。子供が集中して勉強をしやすい環境づくりをすることも大切なことです。

無理なくできるものを継続的にやらせる

あまりにも「勉強、勉強」と親が強制してしまうと、子供にとっては勉強=大変なもの・嫌なものという意識が生まれてしまいます。しかし、反対に放置してしまうと、子供は勉強なんてしなくてもいいんだと勘違いしてしまうかもしれません。

復習は、記憶の定着に有効な勉強法です。子供のレベルに合わせた無理のない勉強を、毎日少しずつ継続して行ってみましょう。学校のドリルを利用したり、クイズ形式で親が質問したりするのでも大丈夫です。ポイントは継続的に行うということです。

同じ問題を何度も解き直させる

子供の勉強を見ていると、分からなくて解くのに時間がかかったり、どうしても間違えてしまう問題などがあります。そのような場合は1日に何度も繰り返し行うのではなく、一旦正解にたどり着いたら、また別の日に同じ問題を解く機会を作りましょう。

学校の単元が終わってしまっても問題ありません。できなかった問題、解くのに時間がかかった問題、書き順を間違えやすい漢字などは、何度も解き直しや練習をすることで知識として定着します。

短い時間で区切る

勉強ができない子供に共通する特徴として、「長い時間勉強しなければいけない」と思い込んでいる傾向があります。確かに一定時間は勉強する必要がありますが、人間が集中できる時間には限界があります。そのため、子供の集中力が続く短い時間で区切って勉強をすることは非常に有効です。

習い事がある日などはなかなか勉強ができないこともあるでしょう。そんなときは長時間ではなく、短時間でできるドリルなどに取り組むようにしましょう。